春の使者としての山菜 “ウコギのほろほろ”で春の息吹を感じて


ウコギは、たらの芽やコシアブラと同じウコギ科で、春の山菜として食されてきました。


新芽を、おひたしや和え物、天ぷら、うこぎごはんなど、調理法も幅広いので古くから郷土料理として好まれています。
栄養価が高く、ポリフェノールや食物繊維、カルシウム、鉄分、ビタミンCが多く含まれてます。

うこぎ

最近、スーパーや産地直売所などで見かけるようになりました。
春が近づいてきてるな~と嬉しくなります♪

早速、“ウコギのほろほろ”を作ってみました。


ウコギの軸を取り、大きめの鍋にたっぷりの水を沸かし塩少々を入れて茹でます。
(お湯をくぐらす程度にさっと茹でるのがコツです)


冷水にとってよく冷まし、水をしっかり切って刻みます。

味噌漬け大根を細かく刻んで混ぜます。
くるみも細かく刻んで入れるとコクがでて美味しいですが、この日は味噌漬けのみにしました。

ご飯にかけても、酒の肴にも、ぴったりです。
爽やかな香り清々しいほろ苦さが美味!

新しい門出を祝う春! フレンチレストラン春の季節ランチ



冬の冷たい空気からだんだん陽射しも柔らかくなり、
待ち遠しい春が大きく動き始めましたね。

シェムラでは季節のランチメニュー『春・咲きランチ』が、
2/27(木)からスタートします。

ホワイトアスパラガスや、山菜新牛蒡など、
春を告げる食材を存分に味わっていただけるコースをどうぞお楽しみください。



~シェムラ ブル・リス 『春・咲きランチ』~
2025/02/27(木) ~ 2025/04/20(日)

hors d’oeuvre(前菜)
春の香り 山菜をそのピューレのソースで
海の幸マリネと共に

Potage(ポタージュスープ)
新牛蒡のスープ カプチーノ仕立て

Granite(グラニテ)
オレンジのグラニテ ”コアントロー”

Plat principal(メイン)
むら八伝統のビーフシチュー
ブルーリスのスタイルで

又は
県産リブポークのグリエ 
ミエルとムータルド

又は
本日の鮮魚ポアレ 
つぶ貝とホワイトアスパラ
オニオンのクリーム

dessert(デザート) 
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼした
マスカルポーネのソース

又は
さわやかなハーブとシトロンのジュレ
マロンとフロマージュのクレーム

又は
ヴァローナショコラのテリーヌ
桜エトフェ

cafe express ou the(カフェ)
コーヒー エスプレッソ
ハーブティー 紅茶より

¥3500(税込)

季節のランチ
*詳しくはこちら*

リブポークとりんごキャラメリゼ



岩手は、盆地ならではの気候と豊かな土壌でりんごの栽培が盛んに行われています。

寒暖差が大きく、この寒暖差によってシャキシャキの食感とコクのあるおいしいりんごになります。


また、太陽の恵みをたくさん取り込むための栽培方法も工夫されています。

一つは、樹を低く抑えて大きくしない「わい化栽培」。もう一つは、袋をかけずに栽培する「無袋栽培」です。

太陽の光がすべてのりんごによく当たり、太陽をいっぱいに浴びたりんごの実は色づきもよく甘みも豊富です。

シェムラでは、この時期のメイン料理の一つ、香ばしく焼き上げた県産リブポークのグリエりんごを添えました。
ソースもリンゴ酒のソース。

りんごの甘酸っぱさと豚肉の相性をお楽しみください!




豊かな香りのシェリービネガーソース



季節のランチ「冬和みランチ」の魚料理は

真鯛のポアレ ホウレンソウのフラン
シェリービネガーのソース


皮目をパリパリに、身はふっくらとソテーした真鯛に合わせたのは、
シェリービネガーソース

シェリー酒を熟成させて作られるビネガーはとてもいい香り。
まろやかな酸味と甘みのバランスが絶妙で、味に深みを与えてくれます。


深みのある美しいマルーン色のソースの輝きが、料理を引き立て、優雅な一皿を演出します!



季節のランチ
*詳しくはこちら*



寒い日に温まるスープ 冬キャベツのポタージュスープ



スーパーをのぞくと、1玉398円のキャベツが並んでいました。
1玉500円を超える時もあったので、少しは落ち着いた感じもしますが、でもまだ高いですね。
価格が高い状態はいつまで続くのでしょう。。。



寒い冬には、ロールキャベツポトフなどの煮込み料理が食べたくなります。

特に、11~3月に食べ頃を迎える冬キャベツは、葉の巻きがぎゅっと締まって肉厚で芯まで甘いのが特徴です。
煮込めば甘みが増して柔らかくなり、旬の時期の今こそ楽しみたい食材です。


シェムラの季節のランチのスープは冬キャベツのポタージュスープ

固く締まった冬キャベツも、加熱することによって甘みが染み出し、一気に美味しいキャベツに変わります。
ほっこりと優しい味のポタージュスープに仕上がりました。


寒い日に、体の芯から温まるスープはいかがでしょう。

キャトルカールとはパウンドケーキのこと

フランスの伝統菓子“キャトルカール”

キャトルカール(Quatre-quarts)とは「4分の1が4つ集まった」という意味のフランス語。

バター、砂糖、卵、小麦粉4つの材料を同量ずつ使用して作る、ブルターニュ地方発祥のパウンドケーキのことです。



材料は同じですが、混ぜる順番の違いで仕上がりが違ってきます。

バターに、小麦粉と砂糖のどちらを先に加えて混ぜるのかの違いです。


シュガーバッター法(砂糖とバターを先に混ぜ合わせる製法)で作ったパウンドケーキは、
生地がぎゅっとつまっていて濃厚な甘みを感じます。
卵の後に小麦粉を入れるのでグルテンが形成されやすく、ずっしりとした食感です。


フラワーバッター法(小麦粉とバターを先に混ぜ合わせる製法)で作ったパウンドケーキは、キメが細かく、舌触りがなめらかふんわり軽めの食感です。
バターに小麦粉を混ぜてから卵を加えたことでグルテンができにくくあっさりとした味わいです。


同じ材料で作っているのに、製法によって食感や味が変わるなんて、奥が深いですね。

混ぜて焼くだけで簡単に作れると思っていたパウンドケーキですが💦
これからは、生地の美味しさの違いを楽しみたいなと思います。

旬の食材を堪能するフルコース、フレンチレストランの「季節のランチ」



シェムラが使用する食材は
生産者さんの想いが込められた良質なものばかり。

お客様に、旬の食材や素晴らしい素材との出会いを楽しんでいただきたい。
その食材を大切に使って、“美味しいフレンチ” をお伝えしたい。


今年も季節感に満ちたフレンチコースを、丁寧に想いを込めて皆様にお届けします。


新年1/8(水)より、季節のランチが新メニューとなってスタートしました。


シェムラ ブル・リス 『冬・和みランチ』
~ le hiver ~

2025/01/08(水)~2025/02/24(月・祝)

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hors d’oeuvre(前菜)
温かな香り 冬根菜 ホタテ“コキュール”

Potage(ポタージュスープ)
冬キャベツのポタージュスープ

Granite(グラニテ)
苺とシャンパーニュのグラニテ

Plat principal(メイン)
むら八伝統のビーフシチュー
ブルーリスのスタイルで

又は

香ばしく焼き上げた県産リブポークのグリエ 
林檎キャラメリーゼとシードルのソース

又は

鮮魚のポアレ ホウレンソウのフラン
シェリービネガーのソース

dessert(デザート) 
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼしたマスカルポーネのソース

又は

さわやかなハーブとシトロンのジュレ
マロンとフロマージュのクレーム

又は

ショコラブランのムースとキャトルカール

cafe express ou the(カフェ)
コーヒー エスプレッソ ハーブティー 紅茶より

¥3500(税込)

季節のランチ
*詳しくはこちら*

Bonne Année 2025!


あけましておめでとうございます

今年は巳年
2025年の干支は、乙巳(きのとみ)です。

「乙」は、柔軟でしなやかな伸びる草木を表し、
「巳」は蛇。脱皮を繰り返しながら成長する蛇は「再生」と「変化」を象徴しています。

“これまでの努力が実を結びはじめ、勢いを増していく” 喜ばしい年だそうです。

柔軟に、しなやかに、成長し広がっていくよう、スタッフ一同これからも努力を重ねてまいります。

2025年もシェムラ ブル・リスをどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年もありがとうございました


2024年もあとわずかですね。

この一年も、お客様、生産者さんや業者さん、たくさんの方々に支えていただき乗り越えることができました。
心より感謝申し上げます。

2025年も
一皿一皿に想いを込めて美味しいフレンチを皆様にお届けします。
どうぞ宜しくお願いいたします。

新年は1/2(木)より通常営業いたします。

皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

ヨーロッパのクリスマス菓子 シュトーレン



12月に入り、街はクリスマス一色!
イルミネーションが冬の澄んだ空気でキラキラ輝いています。

ヨーロッパにはクリスマスを心待ちにしながら、毎日少しずつ楽しむお菓子「シュトーレン」があります。
日本でもパン屋さんでよく見かける定番のクリスマス菓子となりました。


シュトーレンは、バターたっぷりの生地の中にドライフルーツやナッツがぎっしり詰まった焼き菓子で、たっぷりの白い粉砂糖で覆われています。
その見た目が白いおくるみに包まれているキリストのようで、キリストの誕生の象徴ともいわれています。


洋酒に漬けたドライフルーツやナッツが、日に日に味が馴染み、美味しくなるので、味の変化を楽しめるのもシュトーレンの魅力です。
クリスマスまで、薄くスライスして少しずつ食べて、しっとりと熟成していく味の変化をゆっくり味わって♪


そうそう、
スライスするときは、端からではなく真ん中から半分に切り、その日に食べる分だけスライスします。
残ったシュトーレンは、切り口を合わせ空気に触れないようにラップなどで包んで保存するといいですよ。


シュトーレンとともに、クリスマスまでのカウントダウンを楽しんでみませんか。