今年もありがとうございました



2025年もあとわずかとなりました。

皆さまとお会いできたこと、そして支えていただきこの一年を乗り越えることができました。
心より感謝申し上げます。

2026年もお客様に『美味しい幸せ時間』をお届けできるようにスタッフ一同精進してまいります。
どうぞ宜しくお願いいたします。

新年は1/3(土)より通常営業いたします。

年末年始、どうぞお身体を大切にお過ごしください。
皆さま良いお年をお迎えくださいませ。




ほんのり甘いフランスの菓子パン ブリオッシュ



クロワッサンと並ぶ人気のパンであるブリオッシュ

バターと卵をたっぷり使ったリッチな味わいと、ふんわりとした柔らかい食感の甘みのあるパンです。

ちなみにマリー・アントワネットの伝説の一つである、貧困で苦しむ民衆に向けた言葉「パンが食べられないのならお菓子を食べればよいのに」の、お菓子とはブリオッシュのことなそう。

フランスでは「ブリオッシュ・ア・テット」と呼ばれる、雪だるまの形をしたものや
食パンの形、パウンド型、円柱型などの種類があります。

ほんのり甘いブリオッシュは塩気のある食材ともよく合います!

シェムラではキャビアから始まるデラックスコースで、キャビアを添えてオードブルに。

キャビアをたっぷり乗せて一緒に召し上がっていただきたいので、ミニ食パンの形にしました。
柔らかい食感の中に、パンの端っこのカリッとした食感もアクセントになって楽しめます!

フォワグラや、リエット、レバーペーストなどとも相性抜群です。



キャビアから始まるデラックスなコースはこちら




クレープシュゼット フランベした青い炎にうっとり♪



『クレープシュゼット』とはフランスの伝統的なデザート。

料理人のアンリ・シャルパンティエが、イギリスの皇太子と同席していた令嬢(シュゼット)のために作ったという説があります。


フランベの演出もあり、見た目も楽しめる『クレープシュゼット』

クレープパンで砂糖をしっかりと色付けてキャラメリーゼしていきます。
香ばしい色と香りをつけて、砂糖のコクをしっかり出していきます。
さらにコクを出すバター、オレンジの果汁を加えます。

スイートオレンジとビターオレンジの果皮から抽出した
フランスのお酒『コアントロー』で香りづけをしていきます。

ここでいよいよフランベ!!

ゆらめく青い炎に、思わず見とれてしまいます…。
オレンジの豊かな香りが広がり、ほろ苦い上品なソースの出来上がりです。

このソースにクレープを絡ませて、冷たいデザートと合わせてお楽しみいただく大人のデザート『クレープシュゼット』

お客様の目の前で仕上げる演出はクリスマスデザートにもおすすめです。
優雅な気分をぜひ味わって!

ひとつひとつ丁寧に手間暇かけた黒くて甘い柿 紀の川柿(黒蜜あま柿)


珍しい柿が届きました!


母が昔食べたことがあって、とても甘くて美味しかった記憶があるというので
今回取り寄せてみました。

紀の川柿(黒蜜あま柿)


切ってみると…
黒砂糖をまぶしたような見た目
黒い斑点は「ゴマ」と呼ばれることも。

なぜこのような果肉になるのかというと
樹になったまま、1玉1玉丁寧にアルコールの入った袋をかぶせて渋抜きをします。
この手間をかけることで渋みの成分「タンニン」が黒色化して真っ黒な柿が出来上がります。

ひとつひとつの実に袋をかけ、さらに48時間後に袋の底をひとつずつ破いていくという大変な作業ですが、
そのおかげでこのように大変希少な美味しい柿になるんですね。

上品な甘さと旨味で、柿の風味を堪能できます。

母の記憶の中にあった黒い柿…懐かしい思い出がよみがえりました。



色鮮やかな根菜、キノコ、洋ナシなど旬の食材を使ったフレンチの秋冬ランチ!



今年の紅葉は数年に一度の美しさといわれるほど、本当にきれいですね!

厳しい残暑の後、急に冷え込んだので一気に色づきました。
そしてあっという間に落ち葉へ…。
短い期間に美しさがぎゅっと凝縮された秋となりました。

2025紅葉
2025真っ赤なもみじ

シェムラでは、季節のランチがリニューアル。
色鮮やかな紅葉からやがて真っ白な雪へと移り変わる季節を表現しました。


シェムラ ブル・リス  秋・冬めくランチ
~de l’automne a l’hiver~
2025/11/05(wed) ~ 2026/01/04(sun)



hors d’oeuvre(オードブル / 前菜)
三陸鮮魚貝 旬菜 茸
コンソメポアソン ナージュ仕立て

Potage(スープ)
黄色人参のポタージュ

Granite(シャーベット)
ポアールのグラニテ

Plat principal( メイン)
むら八伝統のビーフシチュー
ブルーリスのスタイルで
又は

県産リブポークのグリエ
新生姜のクレームとグラスビアン
又は

真鯛のポアレ シャンピニオンのフラン
軽やかなソース ブルギニョン

dessert(デザート) 
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼした
マスカルポーネのソース
又は

さわやかなハーブとシトロンのジュレ
フランス産マロンのクレーム
又は

パタトゥ ドゥースのピューレに抹茶のガトー
ショコラのムース

cafe express ou the(コーヒー)
コーヒー エスプレッソ
ハーブティー 紅茶より

¥3800(税込)

季節のランチはこちらから


『シャンパン・ロジェモンソー』のジェロボアム


見た目のインパクト大!のこちらのジェロボアム
「シャンパン ロジェモンソー」のジェロボアムです。

ジェロボアムとは、大容量のシャンパーニュのボトルのこと。
容量は3000ml!通常ボトル4本分です!!

ジェロボアムはただサイズが大きい、量が多いというだけでなく、酸化が緩やかなためゆっくりとさらにふくよかに深く熟成されるそうです。

ジェロボアムとは 旧約聖書に登場する北イスラエル王国の初代王「ヤロブアム」の名前にちなんで名付けられたものです。 
ちなみに通常ボトル2本分の1500mlはマグナム。ラテン語で「偉大な」「大きい」という意味です。

こちらのシャンパン「ロジェモンソー カリテエクストラ」は
葡萄の栽培から製造までの一切を自分達の手作業で行うという、手間と愛情を惜しまずに作られた貴重なシャンパーニュ。

フルーティーで芳醇な香りに力強い泡が特徴で、メイン品種がピノノワールですので、繊細ながらもフロマージュからお肉料理まで幅広く合います。

お客様に最もおすすめしたい当店の看板シャンパーニュです!


ひとつまみサイズの小さな菓子 ミニャルディーズ



フランチコースの最後にコーヒーや紅茶と一緒に登場する、ひとつまみサイズの小さな菓子「ミニャルディーズ」

ミニャルディーズ(mignardises)とはフランス語で「可愛らしさ」「上品さ」という意味です。
ちなみに「可愛い」は「ミニョン」です。


小さなデセール、ミニャルディーズには
可愛いマカロンやマドレーヌ、エクレア、フィナンシェ、カヌレなど様々な種類があります。


同じ意味で使われることが多い「プティフール」
「小さなオーブン」または「小さな焼き菓子」を意味します。
一口サイズの小さなクッキーやタルトなどの焼き菓子のことを指します。

カヌレのミニャルデーズ


美味しい幸せ時間の締めくくりは、丁寧に仕上げたカヌレのミニャルディーズ。
安比塗の器にちょこんとのせて。

安比塗の器





くるんとカールした可愛いバター!コポーバター


コポーバター

こちらシェムラのバター。
一つ一つ丁寧に、くるくると作ります。
きれいに丸まるとモチベーションが上がります❣

くるんとかわいく丸まった姿が愛らしくてたまりません。

コポーとはフランス語で“木屑”を意味し、
カールするように削った見た目が、かんなで削った木屑に似ていることからコポーと呼ばれています。

チョコレートを薄く削ったり、カール状に削った装飾用のチョコレートはチョココポー
ケーキなどにコポーを添えることで、素敵なデコレーションになりますね。


コポーバターは薄く削っているのでやわらかく、パンにもつけやすいんです。
パンのおかわりもできますので、料理やソースと共にお楽しみください!



根菜やきのこ類がおいしくなる秋のランチ 大地の実りをお届けします!



残暑もようやく落ち着いてきたでしょうか。
虫の音も心地よく響き、秋の訪れを感じられるようになりました。

実りの秋ですね!
根菜やきのこ類がおいしくなる季節。

香り豊かな茸のソース、冬瓜のブレゼ、カボチャのポタージュなど秋の彩りを添えて『大地・実りランチ』をお届けします!


シェムラ ブル・リス  大地・実りランチ
~fruit de la terre~
2025/09/03(wed) ~ 2025/11/03(mon)

hors d’oeuvre(オードブル / 前菜)
秋 サーモンマリネと北海道ホタテ貝
盛岡姫冬瓜のブレゼ そのジュのソース

Potage(スープ)
澤口さんの“ポティロン”
ポタージュスープ

Granite(シャーベット)
葡萄のグラニテ

Plat principal(メイン)
むら八伝統のビーフシチュー
ブルーリスのスタイルで
又は

県産リブポークのグリエ
八幡平マッシュルーム 
ソース・シャスール
又は

鮮魚のポアレ
ハーブ香るシャンパーニュのソース

dessert(デザート) 
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼした
マスカルポーネのソース
又は

さわやかなハーブとシトロンのジュレ
いわてブルーベリーのクレーム
又は

豆乳のガトーデザンジュ 和三盆のパティシエール
黒ゴマのアイスとフランボワーズのソース

cafe express ou the(コーヒー)
コーヒー エスプレッソ
ハーブティー 紅茶より

¥3800(税込)

季節のランチはこちらから



肉とフルーツの組み合わせが絶妙なハーモニー?!



お肉とフルーツは、ちょっと意外な組み合わせと思われがちですが
これが合うんです!

豚肉とパイナップルでハワイアンポーク、スペアリブのオレンジソース、
蒸し鶏と梅ジャムなど、フルーツはお肉の風味やジューシーさをより引き出してくれる優秀な食材です。

県産リブポーク ペッシュと共に



こちらはシェムラの夏ランチ、お肉のメイン料理です。フルーツは今が旬の桃(ペッシュ)を使いました。

『ポーク×白桃』の見事なハーモニーに病みつきになりそう。。。

ソースにも白桃を使用しました。
フォンドヴォー(仔牛のだし)と合わせたソースが、リブポークの風味を優しく仕上げてくれます。

白桃の自然な甘さが、より一層リブポークの旨味を引き立たせ、相乗効果を生み出した一皿となりました。

香ばしい焼き色の果肉も添えて、見た目も華やかに!