紫陽花の花の色。日本は青アジサイ、フランスはピンクのアジサイ?!



東北も梅雨に入り、近くの公園の紫陽花が見頃になってきました。

紫や青、ピンクなどの様々な色を楽しませてくれるアジサイ。
アジサイの花の色は土壌の㏗値のよって変わるそうで、植える場所の土が酸性かアルカリ性かで色が変化します。

日本は酸性の土壌が多く、青い紫陽花が多いです。

フランスは石灰質でアルカリ性の土壌が多いので、薄紅色やピンク色の紫陽花が咲きやすい傾向になっています。

6〜7月のフランスは梅雨ではなく、カラッとして過ごしやすい気候。
爽やかな季節にピンクや赤の大きな花が咲き誇ることから、『元気な女性』『強い愛情』の花言葉がつけられました。

ちなみに青い紫陽花の花言葉は『無情』『辛抱強い愛情』。
白い紫陽花の花言葉は『寛容』『ひたむきな愛情』。

雨の中しっとりと咲く紫陽花も、梅雨の晴れ間にキラキラ咲く紫陽花もどちらもきれい。

色が淡く、可憐な咲き始めもまた趣があって好きです。



東北エモーション TOHOKU EMOTION 7月から9月の夏メニューが完成!

当店シェフ監修の東北エモーションのコース料理メニュー。

2021年7月~9月の夏メニューが完成しました。

前菜
スイートコーンの冷たいクレーム
冷製ベトラブとカシスのスープ
アナゴのフリット
旬野菜のフリット

秋田の伝統工芸品『曲げわっぱ』に盛り付けられた前菜は
今が旬のさっぱりとしたアナゴと旬野菜のフリット。

フランスでベトラブと呼ばれる赤ビーツカシスの酸味が効いたさっぱりとしたスープと、甘みが濃厚なスイートコーンのスープを添えました。



魚料理
雲丹のスフレに鱸のセジール リース仕立て タプナードソース

オリーブアンチョビスズキのフュメドポワソン(魚のだし)をベースにしたタプナードソースをたっぷり絡めて召し上がっていただきたい一皿です。
シェムラらしく、リース仕立てに盛り付けました。

パンもご一緒に。

メイン
リブポーク 三陸あわびたけ グリエ 米味噌とシャンパーニュのソース

米味噌シャンパーニュの相性が抜群のソースはシェムラでも大人気。


プティフール
ガトー オ フリュイ
ブラウニー
バターサブレ
ポンポネット


お飲み物
ビール、白ワイン、赤ワイン、ソフトドリンク、コーヒー&紅茶などをお好きなだけ!



穏やかな三陸の海。旗を振る地元の人々の笑顔!
美しい景色を眺めながら、東北の魅力を存分に味わっていただき、楽しんでいただきたいです。



詳細はこちら
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/tohoku.html

フランスのソーセージ『ソシソン』



ソシソンとは、見た目はサラミのような乾燥ソーセージのこと。
豚肉のひき肉に塩や香辛料を混ぜ合わせたものを腸の中に詰めたものです。

美食の街リヨン。シェフがフランス料理の修行時代に過ごした街です。
シャルキュトリ作りが盛んな土地柄で、そのリヨン名物にソシソン・ド・リヨンがあります。


外側の皮状のもの(ケーシング)をはがして、薄くスライスしてから食べると、肉肉しくて肉本来の旨味がしっかりと感じられます。
肉質はほんの少し柔らかく、肉の旨味と背脂のまったり感のバランスが絶妙。
なるべく薄くスライスすることが美味しさのポイント!です。


フランスでは、野菜やピクルスなどを添えて料理の前菜として、また他のソーセージと一緒に盛り合わせにしてビールやワインのおつまみとして食されています。
その地域ならではのシャルキュトリを楽しむ文化がフランスにはあります。

薄くスライスして、あとはバゲットとワインがあれば最高です。

採りたて旬の山菜!みずみずしい甘さの姫竹



アクもほとんどなく、穂先はやわらかく、根元はコリッとした小気味よい食感でとても美味しいです。
この時期だけの贅沢ですね。

姫竹(ヒメタケ)は根曲がり竹(ネマガリタケ)とも呼ばれ、信越や東北など雪の多い地域で育つ品種です。

姫竹は竹ではなく、笹の若芽(イネ科ササ属のチシマザサ(千島笹))なので孟宗竹の筍と比べるととても細いです。
皮を剥く手間はありますが下処理も簡単です。アクがなく、茹でたり、焼いたり…さまざまな料理に使えます。

例えば、定番の姫竹ご飯。
豚肉・茸・糸こんにゃくと一緒に炒めたり。
しょうゆ・酒・みりんでグジュっと煮込んだり。
採りたてを皮ごと素焼きして皮をむき(このときの香りが良い!)味噌をつけて食べるのも甘みがあって最高です。

シェムラでは、オリジナルコンソメの冷たいジュレと一緒にオードブル(前菜)でお出しします。
みずみずしい甘さで美味しいですよ。
採りたての山菜で旬を楽しんでください!

“まつも”とサフラン薫る 冷たいジュレ



まつもは松の葉に形が似ていることから、まつも(松藻)と呼ばれています。
湯通しすることで鮮やかな緑色に変わり、磯の香りが広がります。

三陸を代表する高級海藻のまつもですが、子供の頃はお味噌汁の具にしたり身近な食材でした。乾燥まつもと豆腐のお味噌汁が好きだったな。
シャキシャキとした触感とトロっとしたぬめりが特徴です。
そして何より磯の香りの香ばしいこと!本当にいい香りなんです。

シェムラではこのまつもとサフランの香りを冷たいジュレに閉じ込めました。
タコやムール貝、ホタテなどの海の幸と一緒に。

爽やかな食感と香り、鮮やかな色彩をイメージした前菜です。

太くて、やわらかくてとろっとした食感!岩手・西和賀の「西わらび」

見てください!この鮮やかな緑色!!
岩手・西和賀町を代表する山菜「西わらび」です。

この太くて色鮮やかなわらび
アクやスジが極めて少なく、口に入れるととろっとした粘りが特徴です。

おひたしなど和食はもちろん、ピクルスなど洋風の味付けにしても美味しい!

シェムラではオリジナルのコンソメと合わせてオードブルでお出ししております。
西わらび独特の食感や風味をお楽しみください。

シェムラ ブル・リス 季節のランチ
『初夏 新緑ランチ』はこちら

新緑の眩しい季節にフレンチのランチコース



シェムラブル・リスの季節のランチが新メニューへ!
旬の野菜と海の幸の爽やかなハーモニーを味わえる前菜、色鮮やかなスープにスパイスの効いたメインディッシュ、デザートもお楽しみいただけます。



『初夏 新緑ランチ』
~saison des feuilles~

2021/06/01(tue)~2021/07/11(sun)

Hors d’oeuvre
“まつも”と海の幸コンソメ 冷たいジュレ

Potage ordinaire
プティポアのポタージュ

Granite
ブルーベリーのグラニテ

lat principal
–お選びください–

むら八伝統のビーフシチュー

又は
県産リブポーク グリエ
アマンド スパイシーなクリームのソース

又は
鮮魚とズッキーニ
夏トマトとシェリーソース


Dessert
オレンジのパルフェとヴァローナショコラ

Cafe express ou the
コーヒー エスプレッソ ハーブティー 紅茶より

3,500円 (税込)



お肉料理とお魚料理、どちらもお楽しみいただける新緑コース6,000円(税込)もご準備しております。

ご予約・お問い合わせ、お待ちしております。

季節のランチ
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