盛岡は柔らかな光と爽やかな季節へ フレンチレストランの季節の食材を使ったランチメニュー



満開だった桜もあっという間に葉桜へと変わり、木々の緑が美しい季節となりました。
春の柔らかな光に照らされて、木々たちが微笑んでいるようです。

シェムラでは、季節のランチメニュー『木漏れ日ランチ』がスタート。

新玉ねぎ山菜などの旬の食材や、フランス産レンズ豆盛岡レホールを使用したメインデッシュなどをご用意いたしました!



シェムラ ブル・リス 木漏れ日ランチ
~Lumière du soleil à travers feuilles~
2023/04/18(tue) ~ 2023/06/04 (sun)

hors d’oeuvre(前菜)
新玉ねぎのフォンダンに海の幸と旬菜
冷たいオリジナルコンソメと共に

Potage(ポタージュスープ)
豆乳とポティロンのポタージュスープ

Granite(グラニテ)
グリオットチェリーのグラニテ

Plat principal(メイン)
むら八伝統のビーフシチュー
ブルーリスのスタイルで

又は

県産リブポークのグリエとフランス産レンズ豆

又は

鮮魚のポアレ 盛岡レホールのソースとタプナード

dessert(デザート) 
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼしたマスカルポーネのソース

又は

さわやかなハーブとシトロンのジュレ
旬果実とフロマージュのクレーム

又は

ガトー デザンジュ と グラス レザン

cafe express ou the(カフェ)
コーヒー エスプレッソ ハーブティー 紅茶より




他にも、メインにお肉とお魚の両方お楽しみいただけるコース、
三陸アワビの前菜から始まるコース、メインがフランス鴨とフォアグラのロッシーニのデラックスコースもご用意しております。

シェムラブルリス 季節のランチ
*詳しくはこちら*

フワッと上品な香り!フレンチ前菜の新牛蒡のソース



新牛蒡(ごぼう)とは、春から初夏にかけて収穫するごぼうのこと。
完全に成長する前に収穫するので、皮の色が白っぽく、やわらかくてほのかな甘さが感じられます。

そしてとても香りがいいのです!
この上品な香りを楽しめるのは、これから初夏にかけての旬の時期だけ。

シェムラでは、風味を生かして“ごぼうが香るソース”にしました。

是非とも新ごぼうの美味しさを堪能していただければと思います!

この日はマリネしたフレッシュサーモンの表面をサッとあぶって旨みを引き出し、
八幡平マッシュルームのフリカッセと、新牛蒡の香りが相まって
春らしい前菜となりました。

盛り付けも春らしく優しく軽やかに♪

フレッシュサーモンマリネ・セジール
シャンピニオンのフリカッセ 新牛蒡のソース




古典的なフレンチ料理 テルミドールをオマールブルーで!



テルミドールは120年以上の歴史があるフランスの伝統的な料理。

オマールエビなどの身を殻のまま縦半分に切り、ローストしたあと身を取り出しベシャメルソースなどと合わせて殻に戻し、オーブンで焼いたもの。

フレンチにおける甲殻類の調理方法として、古典的なものとなっています。

見た目の華やかさから、結婚式料理としてよく提供されます。
この一品で特別感を演出できるメニューです。


シェムラではお客様のリクエストにお応えして
オマールブルーを使用したテルミドールをご用意いたしました。

フランス・ブルターニュの海の冷たい荒波に揉まれながら育てられたオマールブルーは、適度に引き締まった身と甘み、濃厚な味わいが特徴です。
火を入れると、さっと鮮やかな赤に変わり、その香りのいいこと!

オマールのミソを入れたサバイヨンソースも
香り高い濃厚な深みのあるソースに仕上がりました。


お祝いや記念日などに是非!

オマール海老を超える超高級食材!フランスからオマールブルーが届きました!




オマールブルーが食べたい!」というお客様のリクエストで
フランス ブルターニュ産オマールブルーを取り寄せました。

この青味がかった黒色、これがオマールブルーの色なのです。
空輸便で届いたのですが、大変活きが良くてシェフもビックリ!
反撃されるかもしれないと身構えたほど 笑

甲殻類の王者と言われるオマールブルー
フランス・ブルターニュの海の低い水温によって甘味が強く、プリッとした食感、純白の引き締まったその身からはほんのりと磯の香りが漂います。
この濃厚な味わいは、まさにオマール海老の中でも最上級なオマール

頭部には濃厚なエキスが詰まっており、最高のだし汁(フォン)が取れます。

テルミドールにビスク、ソース…
この“海の最高級食材”をいかしてどんなメニューにしようか、
シェフのワクワクが止まりません😊

ふわふわのブリオッシュとは



ブリオッシュとは
フランス発祥の伝統的なパンで、ふわふわ食感の甘い発酵パンです。
卵とバターがたっぷりなのでケーキに似ています。

フォワグラなどを添えてオードブルにしたり、フルーツとクリームを合わせたり、フレンチトーストにしたり…
使い勝手の良さも魅力の1つなんですね。

フランスではフォアグラと合わせるパンとして親しまれ、フォアグラサンドは、贅沢な一品!
上質なワインといただきたいですね。

リヨンでは名物のソーセージをまるごとブリオッシュで包み、型に入れて焼き上げたブリオッシュが定番アイテム。
ソーセージとの相性の良さも抜群です。

クロワッサンと並ぶ人気のパンであるブリオッシュ。
いろいろなたのしみ方がありますので、パン屋さんで見かけたらぜひアレンジしてみてください。

ポタージュ パルマンティエ




朝晩ぐっと冷え込み、初雪が降った盛岡。
これから長い冬がやってきます。

そんな季節のシェムラの野菜のスープは
『ポタージュ パルマンティエ』

じゃがいもを使った温かいスープです。

フランス語でじゃがいもは、pomme de terre(ポム ドゥ テール)といいます。
直訳すると「大地のりんご」

ではパルマンティエとは?

フランスにじゃがいもを食物として普及させた
アントワーヌ・オーギュスタン・パルマンティエという農学者の名前です。

ヨーロッパの中でも特にフランスは、じゃがいもが普及するのが一番遅く、ごく一部の知識人を除いた上流階級でさえ豚の肥料としか認識されてないほどでした。

パルマンティエは、じゃがいもの普及のために策を練りました。

ルイ16世にじゃがいもの花のブーケを献上したところ、
妃のマリー・アントワネットに白い可憐なじゃがいもの花をアクセサリーとしてつけるように提案し、じゃがいもに対するイメージアップとなりました。

また、
ルイ16世の承認を得てじゃがいも畑に番兵を立てて見張らせ、じゃがいもが余程貴重なものだと思わせました。
さらに夜中はわざと見張りを解き、農夫らが畑に入ってじゃがいもを盗みに来るよう仕向けて食べるきっかけを作りました。

1785年には多数の有名人を招いてじゃがいも尽くしの料理でもてなす夕食会を開きました。

その後じゃがいもの耕作面積が拡大していきました。
今では食卓に欠かせない主食のひとつになっています。

こうしてじゃがいもの代名詞として様々な料理に、彼の名が付けられているのですね。


岩手三陸「宮古の真鱈」のブランダード

高い鮮度を誇る、「宮古の真鱈」が旬を迎えました。
12月には真鱈グルメを味わう「宮古の真鱈グルメフェア」が開催されます。
(2023/12/1~2024/1/31)


シェムラの季節のランチ『秋冬めくランチ』のオードブルは
その岩手三陸「宮古の真鱈」を使用しました。


中央のお魚の下にある白いペースト状のものは、真鱈とクリームでなめらかに仕上げた
ブランダード


ブランダードとはフランス語で「かき混ぜる」という意味があり
鱈を牛乳・じゃがいもと一緒に煮込んで混ぜて、ペースト状にした料理のこと。
南仏のラングドック地方やプロヴァンス地方の郷土料理です。


ブランダードの上には、皮をパリッと焼き上げた真鱈のポッシェ。


まわりには季節の野菜、根菜、オリーブなどをあしらい、可愛らしいオードブルに仕上げました!

季節のランチはこちらから

かぼちゃのポタージュスープ


日が短くなり、空気が冷たくなってきましたね。
盛岡の秋は短く、もうすぐ長い冬がやってきます。
だからこそ、赤や黄色で綺麗に染まる紅葉や、根菜やきのこなどの秋の味覚を楽しみたいですね!

シェムラの秋ランチ『大地・実り』のスープは、
秋の訪れを感じる旬の野菜、かぼちゃを使ったポタージュスープ

かぼちゃは、フランス語でポティロン(Potiron)
可愛い響き(^^♪

シェムラでは、その日によって様々な種類のかぼちゃを使用しております!
いくつかご紹介します。


鹿ヶ谷かぼちゃ(ししがたにかぼちゃ)

ひょうたんに似た形をしたかぼちゃです。
江戸時代に東北地方から持ち帰ったかぼちゃの種を鹿ヶ谷地区の農家が栽培したところ、突然変異でひょうたん形に育ったとされる「京の伝統野菜」です。

形が煮崩れない特徴があるので、中をくりぬき「肉詰め」にしたり、料理の盛りつけ器や飾り物などにも用いられます。

甘味はありますが、さらりとした味わいです。

トランペットかぼちゃ

その名の通り、下部がふくらんだトランペット(イタリア語でトロンベッタ)のような形が特徴です。

このかぼちゃは、白鳥のようにも見えますよね。
本当にユニークな形!

若いうちは緑色をしていて、甘いズッキーニで名前も『トランペット・ズッキーニ』。
ズッキーニという名前は、イタリア語で「小さなカボチャ」という意味なんだそう。
熟すと表皮が茶色く硬くなり、カボチャの味わいを楽しめます。名前も『トランペットかぼちゃ』に変わるという不思議な野菜なんです。


白皮さとうかぼちゃ

クリーム色の見た目が特徴の伝統的野菜です。表面も比較的つるっとしています。
日本カボチャの一種で、果皮色が白い菊座南瓜です。

あっさりとした食感とほのかな甘さが特徴。




どのかぼちゃも上品な甘みがあり、
なめらかでクリーミーなポタージュスープに仕上げております!

色濃く深まる秋を、どうかじっくりと味わえますように。

ポリフェノールたっぷり!岩泉の山ぶどうのグラニテ



山ぶどうは日本古来の野生の葡萄。

甲州と並んで日本に二つしかない在来種で
日本の風土が生んだ「ジャパンオリジナル」の葡萄です。

こちらは岩手県の岩泉で育てられた山ぶどう

岩泉の澄んだ空気と清らかな水と土が育み、
小さい粒に大自然の力がぎゅっと詰まっています!

純粋で素朴な自然の味、昔懐かしい酸味があります。

シェムラでは
岩泉の山ぶどうのグラニテをご用意しております。

熟成した山ぶどうは色の濃い果実でポリフェノールたっぷり!
岩泉の山ぶどうのグラニテは、優しい甘み、スッキリとした酸味で口の中をさっぱりとリセットしてくれます。

フランス料理のクラシックなきのこソース『ソースシャスール』



シャスール(chasseur)とは、猟師や狩人といった意味。
狩人風ソースとも呼ばれています。


エシャロットとシャンピニオン(きのこ)を炒めて、白ワインを加えて煮詰め、フォン(フォン・ド・ヴォー)を加えます。
旨味がギュッと凝縮してお肉料理と相性抜群です。


こちらは、シェムラで大人気の季節ランチ「大地実り」のメインの一つ。

県産リブポークのグリエ
八幡平マッシュルーム ソース・シャスール


岩手県産リブポークのグリエに
香り豊かな八幡平マッシュルームをたっぷり使い、トマトで酸味をきかせた『ソースシャスール』を添えて。

季節のランチはこちらから