フランスのソーセージ『ソシソン』



ソシソンとは、見た目はサラミのような乾燥ソーセージのこと。
豚肉のひき肉に塩や香辛料を混ぜ合わせたものを腸の中に詰めたものです。

美食の街リヨン。シェフがフランス料理の修行時代に過ごした街です。
シャルキュトリ作りが盛んな土地柄で、そのリヨン名物にソシソン・ド・リヨンがあります。


外側の皮状のもの(ケーシング)をはがして、薄くスライスしてから食べると、肉肉しくて肉本来の旨味がしっかりと感じられます。
肉質はほんの少し柔らかく、肉の旨味と背脂のまったり感のバランスが絶妙。
なるべく薄くスライスすることが美味しさのポイント!です。


フランスでは、野菜やピクルスなどを添えて料理の前菜として、また他のソーセージと一緒に盛り合わせにしてビールやワインのおつまみとして食されています。
その地域ならではのシャルキュトリを楽しむ文化がフランスにはあります。

薄くスライスして、あとはバゲットとワインがあれば最高です。