ムスクランとはベビーリーフ?ミスティカンツァのフランス語読み



ムスクランとは
イタリア語で“混ぜ合わせる”を意味する「ミスティカンツァ」のフランス語読み。

何種類かの種子を混合して栽培し収穫した野菜やハーブの若い葉のことで
西洋七草とも呼ばれています。

この若葉をサラダにしたものがムスクランサラダ

トレヴィス、チコリ、アンディーヴ、マーシュ、たんぽぽ、サラダ菜、セルフィユなどの若葉をオリーブオイルベースのドレッシングであえたムスクランサラダは、
南フランスのニース、シミエの修道院の菜園で作付けしたことが始まりとか。

スーパーでもよく見かけるようになりましたね。

レッドアマランサス、スピナッチ、デトロイト、リーフレタス、水菜、ルッコラ、サラダ菜、セルフィーユ、エンダイブ・チコリなど、季節によってバランスよくミックスされています。


ほのかな甘みや苦みの自然な滋味と、ビリッとした辛み、シャキシャキとしたみずみずしい食感…と多くの風味と食感、香りを同時に楽しめます。

見た目も可愛らしく、紫色の葉やフレッシュなグリーンも鮮やかですね。

プティポアの冷製ポタージュスープ フランセーズ


シェムラの季節のランチスープ。
冷製プティポアポタージュスープ

プティポアのポタージュスープ

プティポワとはフランス語でグリーンピースのこと。

冷製スープにすることでプティポワの鮮やかな萌黄色がより映えます!
シェムラでもリクエストの大変多いスープです。

今回は「プティポワ ア ラ フランセーズ」をイメージしたポタージュスープにしました。

フランセーズとはフランス語でフランス風

「プティポワ ア ラ フランセーズ」は
グリンピースを味わうフランスの伝統料理。

たっぷりのグリンピースを、レタス、オニオン、ベーコンなどで炒め煮したもの。
グリンピースをモリモリ味わえる、クリーミーなのに軽やかな一品です。

“フランス人が大好きなグリーンピースの家庭料理”というのも納得がいきます。

夏が早くて「初夏 新緑ランチ」というネーミングは季節に追いついてない💦
もはや次回予定の「ete(夏)ランチ」でいんじゃない!?笑

そういえばまだ梅雨明けもしてないですよね…。
なんだか季節感がマヒしてしまいそう。

今日もジメジメと蒸し暑いです。
熱中症対策を万全にしてお過ごしくださいね。



初夏の訪れを知らせてくれる紫陽花「アナベル」



土のPH度(酸性度)によって花の色が変わる紫陽花
青、紫、ピンク、白…と咲く場所によって様々に色づいています。

日本の土壌の多くは酸性なので青い紫陽花が多いそう。
フランスの土壌は石灰質でアルカリ性なのでピンク色や赤の紫陽花が咲きやすい傾向にあるそうです。

そんな中、土壌の酸度に関係なく花を咲かせる紫陽花があります。

それが「アナベル」
アナベルの花は、小さな花がたくさん集まり毬のようにこんもりとしています。
茎も細く、たおやかに風にそよぐ姿が美しく可憐。

花の色はライムグリーンの小さなつぼみから、徐々に純白へと変化していきます。
葉の若草色と、ライムグリーン、瑞々しい白の花色のコントラストが爽やかな初夏の訪れを知らせてくれます。

アナベル

こんもりとした紫陽花アナベル
初夏の強い日差しの下でも元気に花を咲かせてくれています!

三陸宮古の花見かきをフレンチで!



三陸宮古は湧水湾。
海底から湧き出る水は、森の栄養を海に運びます。
豊富な栄養分が含まれているため、牡蠣にとって打ってつけの環境なのです。

その宮古の牡蠣の中でより大きいものを厳選し、海の栄養が豊富になる時期に再び海に戻し、さらに大きく育てた特別な牡蠣が花見かき
3年間手塩にかけて育てた希少なエリート牡蠣です!

度肝を抜かれる大きさ!

栄養分たっぷりの花見かきは、濃厚な甘みが特徴。
肉厚でプリプリと身が詰まっています。

牡蠣特有のまろやかさが口の中に広がり、
「海のミルク」と呼ばれるのもなるほど…こういうことなのね。


シェムラでは、花見かき
シャンパーニュで優しくふっくら蒸し上げました。
牡蠣のうまみがぎゅっと詰まったソースと共にお楽しみくださいませ!

緑色があふれる季節のランチメニュー『初夏 新緑ランチ』



青い空、キラキラとした日差しに緑美しい初夏がやってきました。
心地よい風がとても気持ち良いです♪

新緑

シェムラでは季節のランチメニュー『初夏 新緑ランチ』が、スタートしました。

久慈産あおさの前菜やプティポアのポタージュスープ、ピューレベールソースなど、みずみずしい緑色があふれるメニューです。


シェムラ ブル・リス 『初夏 新緑ランチ』
~saison feuille verte~
2024/06/06(thu)~2024/07/21(sun)

hors d’oeuvre(前菜)
三陸・久慈産あおさのジュレ
海の幸と新緑野菜

Potage(ポタージュスープ)
プティポアのポタージュスープ
フランセーズ

Granite(グラニテ)
メロンのグラニテ

Plat principal(メイン)
むら八伝統のビーフシチュー
ブルーリスのスタイルで

又は

香ばしく焼き上げた県産リブポークのグリエ 
ソース シャリアピン ムスクラン

又は

鮮魚のポアレ モリーユ茸のソース
ピューレ ベール

dessert(デザート) 
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼしたマスカルポーネのソース

又は

さわやかなハーブとシトロンのジュレ
エスプレッソキャラメルとフロマージュのクレーム

又は
バニラ香るブランマンジェとオレンジのソース
キルシュでマリネした果実 

cafe express ou the(カフェ)
コーヒー エスプレッソ ハーブティー 紅茶より

3,500円 (税込)

お肉料理とお魚料理、どちらもお楽しみいただける6,000円コース、
三陸アワビの前菜から始まる7,000円コース、
メインがフランス鴨とフォアグラのロッシーニの10,000円ランチデラックスコースもご用意しております。

季節のランチ
*詳しくはこちら*

新じゃがいもの季節に!じゃがいもが主役のドフィノアーズグラタン



今が旬の新じゃがいも。

じゃがいもは身近でシンプルで素朴な野菜ですが
フランス料理においても不可欠な食材です。

「じゃがいも料理を制するものはフランス料理を制する」
と言われるほど!?

じゃがいも料理は何種類あるのか尽きることがないし、温かいものから冷たいものまでありとあらゆる料理ができて、揚げても、ソテーでも、煮込みも、蒸してもよし。
ホワイトソースにも、ブラウンソースにも合うし、どんな素材とも相性がいいので肉料理にも魚料理にも合う付け合わせ料理にもなる。
まさに万能野菜です!

どんなに厳しい気候でも元気に育つじゃがいもなので、その土地に根ざした郷土料理があります。



今回は、フランス南東部にあるドフィネ地方の郷土料理、『グラタン ドフィノア(じゃがいものグラタン)』を紹介します。

ドフィネ地方は、じゃがいもが特産で芋を使った料理が多く、牧畜が盛んでチーズやクリームの名産地。
「グラタンの国」と呼ばれています。その中でもっとも名高いグラタンです。

このグラタンのセオリーは、じゃがいものデンプン質をつなぎにするので
決して水でさらさずそのまま使うということ。

じゃがいもをスライスして加熱することで、でんぷんが抽出されとろみが出てきます。
このとろみがグラタンのつなぎになります。
なので、じゃがいもは水にさらさない!そのまま使います。

牛乳と生クリーム、グリュイエールチーズに、じゃがいもを加え煮ます。
じゃがいもと相性がいいナツメグも忘れずに。

グラタン皿に、にんにくをこすりつけて香りを出し、じゃがいもを広げて並べます。
キレイな層にすることで食感がよくなりますよ。
オーブンでこんがりときつね色になるまで焼きます。

バゲットと一緒にどうぞ!

南フランスのニースのサラダ『サラダ ニソワーズ』



フランスを代表する伝統的なサラダに『サラダ ニソワーズ』というニース風サラダがあります。

たっぷりの野菜と、マグロのポアレやオリーブ、アンチョビなどを使ったボリューム満点のおかずサラダです。

サラダ ニソワーズ

材料は、
フリルレタス・茹でたじゃがいも・きゅうり・ピーマン・トマト・玉ねぎ・ゆで卵・黒オリーブ・ケッパー・アンチョビなど

じゃがいもはレンジにかけてもOK!野菜は他にインゲンやパプリカも良かったです。
マグロの代わりにツナや生ハムも美味しいです。

フリルレタスは水でサッと洗い、水を切って冷蔵庫で冷やします。
シャキッとしますよ!

初めにお皿にレタスを広げるように盛り付けるのですが、
葉のフリフリの部分を外側に向けると見た目がキレイに仕上がります!

ドレッシング
・マスタード 小さじ1
・酢 大さじ1
・にんにく(みじん切り) 小さじ1
・オリーブ油 大さじ3
・塩・こしょう 少々

このサラダは、組み合わせによってさまざまな食感や味が楽しめます。

卵とレタスと黒オリーブにピーマントマトとか、じゃがいもとアンチョビに玉ねぎにツナ…とか。

ドレッシングに絡めて口にしたときに「今のすごく美味しい組み合わせ!」と、自分なりの味を作るのが楽しくて、気がついたらペロリと完食です。笑

盛岡は柔らかな光と爽やかな季節へ フレンチレストランの季節の食材を使ったランチメニュー



満開だった桜もあっという間に葉桜へと変わり、木々の緑が美しい季節となりました。
春の柔らかな光に照らされて、木々たちが微笑んでいるようです。

シェムラでは、季節のランチメニュー『木漏れ日ランチ』がスタート。

新玉ねぎ山菜などの旬の食材や、フランス産レンズ豆盛岡レホールを使用したメインデッシュなどをご用意いたしました!



シェムラ ブル・リス 木漏れ日ランチ
~Lumière du soleil à travers feuilles~
2023/04/18(tue) ~ 2023/06/04 (sun)

hors d’oeuvre(前菜)
新玉ねぎのフォンダンに海の幸と旬菜
冷たいオリジナルコンソメと共に

Potage(ポタージュスープ)
豆乳とポティロンのポタージュスープ

Granite(グラニテ)
グリオットチェリーのグラニテ

Plat principal(メイン)
むら八伝統のビーフシチュー
ブルーリスのスタイルで

又は

県産リブポークのグリエとフランス産レンズ豆

又は

鮮魚のポアレ 盛岡レホールのソースとタプナード

dessert(デザート) 
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼしたマスカルポーネのソース

又は

さわやかなハーブとシトロンのジュレ
旬果実とフロマージュのクレーム

又は

ガトー デザンジュ と グラス レザン

cafe express ou the(カフェ)
コーヒー エスプレッソ ハーブティー 紅茶より




他にも、メインにお肉とお魚の両方お楽しみいただけるコース、
三陸アワビの前菜から始まるコース、メインがフランス鴨とフォアグラのロッシーニのデラックスコースもご用意しております。

シェムラブルリス 季節のランチ
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木漏れ日



桜満開の盛岡。シェムラの季節ランチ「春咲きランチ」は4/21(日)まで




12日に桜の開花が発表されてから
盛岡の桜はあちこちで見頃を迎えてますね。

春だな~と思っていたら、昨日は夏のような暑さとなりました。
桜も一気に満開となってしまいそうです。

シェムラの季節のランチ
「春咲きランチ」は残り一週間。4/21(日)までとなっております。

春の山菜ピューレをソースにした真鯛のポアレ

真鯛のポアレ 春の山菜ピューレ
ソース グラス・ド・ビアンド

桜をイメージした淡いピンク色のグラニテロゼグレープフルーツのグラニテ
ほんのり苦味も効いて甘さも良い加減です。

ロゼグレープフルーツのグラニテ

スナップエンドウ菜の花新牛蒡春にんじんなど旬の野菜を使い、春を感じていただけるよう盛り付けました。

フレッシュサーモンマリネ・セジール
シャンピニオンのフリカッセ 新牛蒡のソース
リブポークグリエ
ミエルとムータルドのソース

桜が満開に輝くこの季節、店内も春爛漫でお待ちしております!

季節のランチ
*詳しくはこちら*

フワッと上品な香り!フレンチ前菜の新牛蒡のソース



新牛蒡(ごぼう)とは、春から初夏にかけて収穫するごぼうのこと。
完全に成長する前に収穫するので、皮の色が白っぽく、やわらかくてほのかな甘さが感じられます。

そしてとても香りがいいのです!
この上品な香りを楽しめるのは、これから初夏にかけての旬の時期だけ。

シェムラでは、風味を生かして“ごぼうが香るソース”にしました。

是非とも新ごぼうの美味しさを堪能していただければと思います!

この日はマリネしたフレッシュサーモンの表面をサッとあぶって旨みを引き出し、
八幡平マッシュルームのフリカッセと、新牛蒡の香りが相まって
春らしい前菜となりました。

盛り付けも春らしく優しく軽やかに♪

フレッシュサーモンマリネ・セジール
シャンピニオンのフリカッセ 新牛蒡のソース