令和元年も30日を迎え、残すところわずかですね。
今年もシェムラ ブル・リスにご来店くださいました全てのお客様に
感謝申し上げます。
ありがとうございました。
年末年始は30日(月)から3日(金)までお休みをいただき、
4日(土)より通常営業いたします。
2020年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
![](https://chezmura.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/12/2019-クリスマスアレンジ.jpg)
新年が皆様にとって素晴らしい年でありますように。
またお目にかかれる日を楽しみに
皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
盛岡のフランス料理店 Chez mura bleu lis
『クレープシュゼット』とはフランスのデザート。
カラメルソースをまとったクレープを、バターとオレンジの果汁で煮て、
グランマルニエというフランスのオレンジ・リキュールでフランベした温かいデザート。
クレープ・シュゼットの誕生は諸説ありますが、その中の一つをご紹介します。
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19世紀に料理人アンリ シャルパンティエが、モナコの『カフェ ド パリ』というレストランで働いていたある日のこと。イギリスの皇太子が食事に来た。
<参考文献>
デザートは殿下が召しあがったことのないものをということで、
クレープに香り高いお酒をいっぱいかけて作った。
ほの暗い部屋に紫色の炎に包まれたクレープ、ブランデーやリキュールの醸し出す香り、デリケートな味。
皇太子はお気に召した様子で、デザートの名前を尋ねた。
シャルパンティエはクレープと言いかけたが、ややおいて「クレープ・プリンスでございます」と答えた。
クレープだけなら田舎菓子、シャルパンティエのとっさの機転だ。
すると皇太子は「プリンスよりシュゼットのほうがいいね」と同席していた令嬢にささやかれた。
彼女の名はシュゼットだった。
食卓のエスプリ「フランス料理の本 デーザート」/辻静雄著
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なんて素敵なお話!
目の前で仕上げてくれるフランベの瞬間は
とても優雅で贅沢な気持ちになります♪
クリスマスを演出するデザートにもぴったり!!
Joyeux Noël !