フランスのビストロやカフェで人気のタルタルステーキ。
初めて「タルタルステーキ」と聞いた時は、マヨネーズに玉ねぎやピクルス、ゆで卵などをみじん切りにして混ぜたタルタルソースでいただくステーキかなと思いましたが、(笑)
フランスの伝統料理のひとつなんです。
タルタルステーキの“タルタル”は、中世中央アジアの騎馬民族タタール族(ダッタン)から伝わったとの説があります。
遠征中に何頭もの馬を、乗用としてだけではなく軍中の食料としても利用していました。しかし、筋が多くて硬く食べにくかったので、鞍の下に刀で細かく切った肉を入れ、潰してから味付けをして食べる習慣があったそう。
ちなみに、あの“ハンバーグ”はタルタルステーキを焼いて食べやすくしたものが起源とされています。
こちらは
『 タルタルステーキ が食べたい!』というお客様のリクエストにお応えした一皿。
シェムラのタルタルステーキは片面にさっと焼き目を付けています。
香ばしい香りが肉そのものの味を引き立てます。
オセトラのキャビアや、アルカパラスの塩分が肉の柔らかさと絡み合い、しつこさを全く感じさせません。
お肉自体がおいしいので味付けもシンプルに。
お肉本来の味を堪能できるメニューです。