春の使者としての山菜 “ウコギのほろほろ”で春の息吹を感じて


ウコギは、たらの芽やコシアブラと同じウコギ科で、春の山菜として食されてきました。


新芽を、おひたしや和え物、天ぷら、うこぎごはんなど、調理法も幅広いので古くから郷土料理として好まれています。
栄養価が高く、ポリフェノールや食物繊維、カルシウム、鉄分、ビタミンCが多く含まれてます。

うこぎ

最近、スーパーや産地直売所などで見かけるようになりました。
春が近づいてきてるな~と嬉しくなります♪

早速、“ウコギのほろほろ”を作ってみました。


ウコギの軸を取り、大きめの鍋にたっぷりの水を沸かし塩少々を入れて茹でます。
(お湯をくぐらす程度にさっと茹でるのがコツです)


冷水にとってよく冷まし、水をしっかり切って刻みます。

味噌漬け大根を細かく刻んで混ぜます。
くるみも細かく刻んで入れるとコクがでて美味しいですが、この日は味噌漬けのみにしました。

ご飯にかけても、酒の肴にも、ぴったりです。
爽やかな香り清々しいほろ苦さが美味!

キャトルカールとはパウンドケーキのこと

フランスの伝統菓子“キャトルカール”

キャトルカール(Quatre-quarts)とは「4分の1が4つ集まった」という意味のフランス語。

バター、砂糖、卵、小麦粉4つの材料を同量ずつ使用して作る、ブルターニュ地方発祥のパウンドケーキのことです。



材料は同じですが、混ぜる順番の違いで仕上がりが違ってきます。

バターに、小麦粉と砂糖のどちらを先に加えて混ぜるのかの違いです。


シュガーバッター法(砂糖とバターを先に混ぜ合わせる製法)で作ったパウンドケーキは、
生地がぎゅっとつまっていて濃厚な甘みを感じます。
卵の後に小麦粉を入れるのでグルテンが形成されやすく、ずっしりとした食感です。


フラワーバッター法(小麦粉とバターを先に混ぜ合わせる製法)で作ったパウンドケーキは、キメが細かく、舌触りがなめらかふんわり軽めの食感です。
バターに小麦粉を混ぜてから卵を加えたことでグルテンができにくくあっさりとした味わいです。


同じ材料で作っているのに、製法によって食感や味が変わるなんて、奥が深いですね。

混ぜて焼くだけで簡単に作れると思っていたパウンドケーキですが💦
これからは、生地の美味しさの違いを楽しみたいなと思います。

旬の食材を堪能するフルコース、フレンチレストランの「季節のランチ」



シェムラが使用する食材は
生産者さんの想いが込められた良質なものばかり。

お客様に、旬の食材や素晴らしい素材との出会いを楽しんでいただきたい。
その食材を大切に使って、“美味しいフレンチ” をお伝えしたい。


今年も季節感に満ちたフレンチコースを、丁寧に想いを込めて皆様にお届けします。


新年1/8(水)より、季節のランチが新メニューとなってスタートしました。


シェムラ ブル・リス 『冬・和みランチ』
~ le hiver ~

2025/01/08(水)~2025/02/24(月・祝)

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hors d’oeuvre(前菜)
温かな香り 冬根菜 ホタテ“コキュール”

Potage(ポタージュスープ)
冬キャベツのポタージュスープ

Granite(グラニテ)
苺とシャンパーニュのグラニテ

Plat principal(メイン)
むら八伝統のビーフシチュー
ブルーリスのスタイルで

又は

香ばしく焼き上げた県産リブポークのグリエ 
林檎キャラメリーゼとシードルのソース

又は

鮮魚のポアレ ホウレンソウのフラン
シェリービネガーのソース

dessert(デザート) 
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼしたマスカルポーネのソース

又は

さわやかなハーブとシトロンのジュレ
マロンとフロマージュのクレーム

又は

ショコラブランのムースとキャトルカール

cafe express ou the(カフェ)
コーヒー エスプレッソ ハーブティー 紅茶より

¥3500(税込)

季節のランチ
*詳しくはこちら*

Bonne Année 2025!


あけましておめでとうございます

今年は巳年
2025年の干支は、乙巳(きのとみ)です。

「乙」は、柔軟でしなやかな伸びる草木を表し、
「巳」は蛇。脱皮を繰り返しながら成長する蛇は「再生」と「変化」を象徴しています。

“これまでの努力が実を結びはじめ、勢いを増していく” 喜ばしい年だそうです。

柔軟に、しなやかに、成長し広がっていくよう、スタッフ一同これからも努力を重ねてまいります。

2025年もシェムラ ブル・リスをどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年もありがとうございました


2024年もあとわずかですね。

この一年も、お客様、生産者さんや業者さん、たくさんの方々に支えていただき乗り越えることができました。
心より感謝申し上げます。

2025年も
一皿一皿に想いを込めて美味しいフレンチを皆様にお届けします。
どうぞ宜しくお願いいたします。

新年は1/2(木)より通常営業いたします。

皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

ヨーロッパのクリスマス菓子 シュトーレン



12月に入り、街はクリスマス一色!
イルミネーションが冬の澄んだ空気でキラキラ輝いています。

ヨーロッパにはクリスマスを心待ちにしながら、毎日少しずつ楽しむお菓子「シュトーレン」があります。
日本でもパン屋さんでよく見かける定番のクリスマス菓子となりました。


シュトーレンは、バターたっぷりの生地の中にドライフルーツやナッツがぎっしり詰まった焼き菓子で、たっぷりの白い粉砂糖で覆われています。
その見た目が白いおくるみに包まれているキリストのようで、キリストの誕生の象徴ともいわれています。


洋酒に漬けたドライフルーツやナッツが、日に日に味が馴染み、美味しくなるので、味の変化を楽しめるのもシュトーレンの魅力です。
クリスマスまで、薄くスライスして少しずつ食べて、しっとりと熟成していく味の変化をゆっくり味わって♪


そうそう、
スライスするときは、端からではなく真ん中から半分に切り、その日に食べる分だけスライスします。
残ったシュトーレンは、切り口を合わせ空気に触れないようにラップなどで包んで保存するといいですよ。


シュトーレンとともに、クリスマスまでのカウントダウンを楽しんでみませんか。

三陸ムール貝、聖護院かぶ、生姜…晩秋から冬の旬の食材を使った季節のメニュー



11月7日、暦の上では立冬。
雪の便りが届いていますね。
昨夜、盛岡でも初雪が観測されました。

空気がピリッと冷たくなり、ぬくもりが欲しくなる時期ですね。

シェムラでは、11/8(金)より季節のランチがリニューアルしました!
温かいコンソメの前菜や、聖護院かぶのポタージュ、生姜のソースなど、ココロもカラダもほっこりするフレンチメニューです



シェムラ ブル・リス
『秋・冬めくランチ』
~de ľ automne à ľ hiver~
2024/11/08(fri) ~ 2024/12/30(mon)

Hors d’oeuvre
三陸ムール貝と鮮魚 旬菜 
コンソメポアソン ナージュ仕立て

Potage
澤口さんの聖護院蕪のポタージュスープ 

Granite
ロゼ グレープフルーツのグラニテ

Plat principal
むら八伝統のビーフシチュー 
ブルーリスのスタイルで
又は

県産リブポークのグリエ
生姜のクレームとグラスビアン
又は

真鯛のポアレ 
ソース ヴァンルージュとブルギニョン

Dessert
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼしたマスカルポーネのソース
又は

さわやかなハーブとシトロンのジュレ
マロンとフロマージュのクレーム
又は

オレンジ風味のガトーデザンジュ

Café express ou thé
コーヒー エスプレッソ ハーブティー 紅茶より


シェムラ ブル・リス
季節のランチはこちらから

フランスの家庭料理「シューファルシ」フランス風ロールキャベツ



10月末になると昼間は秋らしい気候ですが、朝晩はぐっと冷え込む盛岡です。
寒くなってくると温かく優しい味が恋しくなりますね。


フランス中南部に位置するオーベルニュ地方の郷土料理、『シューファルシ』
フランスに昔からある冬のお料理の一つです。


シュー(chou)はキャベツ、ファルシ(farci)は詰め物という意味で
キャベツの葉でひき肉を包み込んだ料理です。


見た目はロールキャベツのようで非常にあっさりとした薄味です。
シンプルなのですが、出汁にうまみが含まれていて豊かな味わいを楽しめます。

ベーコンなどを加えると香りが味のアクセントになり、とても美味しいです!

『ショソン オ ポム 』フランスの伝統的なアップルパイ




秋から冬にかけて旬を迎えるりんご
スーパーにも並び始めていて、りんごのいい香りがします。

りんごが美味しいこの季節に食べたくなるのが『ショソン オ ポム 』
りんごのコンポートを、折りパイ生地で包んで焼いたもの。

ショソンとは、フランス語でスリッパ、ポムはりんごの意味です。
その形がスリッパのようであることから名付けられたと言われています。

フランスの伝統菓子の一つで、サクサクのパイ生地と甘酸っぱいりんごのコンポートの相性が絶妙です!



りんごといえば、
ニューヨーク市の愛称は『ビッグ・アップル』
なぜこう呼ばれるようになったかという由来は、いろいろな説がありはっきりとはわからないようです。

現在行われているメジャーリーグの優勝決定シリーズ。
ニューヨーク・メッツのホーム球場シティ・フィールドのシンボル『ホームラン・アップル』はセンターフェンス後方に設置されている大きなりんごの模型。
メッツの選手がホームランを放つと下からせり出してくるそうです。

もう一つ、りんご&野球つながりで(笑)
ドジャースの大谷翔平選手の故郷、岩手奥州市はりんごの栽培が盛んです。
昼と夜の温度差が大きく、石灰とりん酸分の多い土壌という、りんごの栽培に適した気象と土壌なんです。

江刺りんごなどが有名で、
バリバリと歯ごたえがよく、甘さと酸味のバランスが取れた味わいで人気です。
ここ数年初セリで1箱140万円(28個入)の値がついているとか!

ワールドシリーズ進出に王手をかけたドジャース!
大谷選手の『ワールドシリーズに出て優勝したい』という一番の夢を叶えられますように!!


ガスパッチョやとうもろこしの冷製スープなど夏野菜を使ったフレンチレストランの夏ランチ



2024/07/24(水)より季節のランチ『ムニュ エテ』がスタートします!

『エテ』とはフランス語で“夏”の意味。
今が旬の夏野菜の美味しさを最大限に引き出したガスパッチョ
こんがり焼き色のトウモロコシの冷製スープ、レモンの爽やかな風味のガトーなど
夏の食材をふんだんに使った、見た目にも涼やかな“夏のメニュー”です。



シェムラ ブル・リス
『夏ランチ ムニュエテ』
~Menu de ľ été 2024~
2024/07/24(水)~2024/09/01(日)

hors d’oeuvre(オードブル / 前菜)
アンダルシアのガスパッチョ
鮮魚のクリュ 旬菜 リース仕立て

Potage(スープ)
冷涼とうもろこしヴルーテ  
香ばしく懐かしい夏の香りと共に

Granite(シャーベット)
スイカとシャンパーニュのグラニテ

Plat principal( メイン)
むら八伝統のビーフシチュー
ブルーリスのスタイルで
又は

県産リブポーク ペッシュと共に
又は

鮮魚のポアレ ブルギニョンソース

dessert(デザート) 
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼしたマスカルポーネのソース
又は

さわやかなハーブとシトロンのジュレ
キウイとフロマージュのクレーム
又は

アグリュームのガトーに岩泉ヨーグルトのグラス

cafe express ou the(コーヒー)
コーヒー エスプレッソ ハーブティー 紅茶より

¥3500(税込)

季節のランチでは、他にも
メインにお肉とお魚の両方お楽しみいただける6000円コース、
三陸アワビの前菜から始まる7000円コース、
メインがフランス鴨とフォアグラのロッシーニの10000円ランチデラックスコースもご用意しております。



季節のランチはこちらから