ひとつひとつ丁寧に手間暇かけた黒くて甘い柿 紀の川柿(黒蜜あま柿)


珍しい柿が届きました!


母が昔食べたことがあって、とても甘くて美味しかった記憶があるというので
今回取り寄せてみました。

紀の川柿(黒蜜あま柿)


切ってみると…
黒砂糖をまぶしたような見た目
黒い斑点は「ゴマ」と呼ばれることも。

なぜこのような果肉になるのかというと
樹になったまま、1玉1玉丁寧にアルコールの入った袋をかぶせて渋抜きをします。
この手間をかけることで渋みの成分「タンニン」が黒色化して真っ黒な柿が出来上がります。

ひとつひとつの実に袋をかけ、さらに48時間後に袋の底をひとつずつ破いていくという大変な作業ですが、
そのおかげでこのように大変希少な美味しい柿になるんですね。

上品な甘さと旨味で、柿の風味を堪能できます。

母の記憶の中にあった黒い柿…懐かしい思い出がよみがえりました。



くるんとカールした可愛いバター!コポーバター


コポーバター

こちらシェムラのバター。
一つ一つ丁寧に、くるくると作ります。
きれいに丸まるとモチベーションが上がります❣

くるんとかわいく丸まった姿が愛らしくてたまりません。

コポーとはフランス語で“木屑”を意味し、
カールするように削った見た目が、かんなで削った木屑に似ていることからコポーと呼ばれています。

チョコレートを薄く削ったり、カール状に削った装飾用のチョコレートはチョココポー
ケーキなどにコポーを添えることで、素敵なデコレーションになりますね。


コポーバターは薄く削っているのでやわらかく、パンにもつけやすいんです。
パンのおかわりもできますので、料理やソースと共にお楽しみください!



根菜やきのこ類がおいしくなる秋のランチ 大地の実りをお届けします!



残暑もようやく落ち着いてきたでしょうか。
虫の音も心地よく響き、秋の訪れを感じられるようになりました。

実りの秋ですね!
根菜やきのこ類がおいしくなる季節。

香り豊かな茸のソース、冬瓜のブレゼ、カボチャのポタージュなど秋の彩りを添えて『大地・実りランチ』をお届けします!


シェムラ ブル・リス  大地・実りランチ
~fruit de la terre~
2025/09/03(wed) ~ 2025/11/03(mon)

hors d’oeuvre(オードブル / 前菜)
秋 サーモンマリネと北海道ホタテ貝
盛岡姫冬瓜のブレゼ そのジュのソース

Potage(スープ)
澤口さんの“ポティロン”
ポタージュスープ

Granite(シャーベット)
葡萄のグラニテ

Plat principal(メイン)
むら八伝統のビーフシチュー
ブルーリスのスタイルで
又は

県産リブポークのグリエ
八幡平マッシュルーム 
ソース・シャスール
又は

鮮魚のポアレ
ハーブ香るシャンパーニュのソース

dessert(デザート) 
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼした
マスカルポーネのソース
又は

さわやかなハーブとシトロンのジュレ
いわてブルーベリーのクレーム
又は

豆乳のガトーデザンジュ 和三盆のパティシエール
黒ゴマのアイスとフランボワーズのソース

cafe express ou the(コーヒー)
コーヒー エスプレッソ
ハーブティー 紅茶より

¥3800(税込)

季節のランチはこちらから



肉とフルーツの組み合わせが絶妙なハーモニー?!



お肉とフルーツは、ちょっと意外な組み合わせと思われがちですが
これが合うんです!

豚肉とパイナップルでハワイアンポーク、スペアリブのオレンジソース、
蒸し鶏と梅ジャムなど、フルーツはお肉の風味やジューシーさをより引き出してくれる優秀な食材です。

県産リブポーク ペッシュと共に



こちらはシェムラの夏ランチ、お肉のメイン料理です。フルーツは今が旬の桃(ペッシュ)を使いました。

『ポーク×白桃』の見事なハーモニーに病みつきになりそう。。。

ソースにも白桃を使用しました。
フォンドヴォー(仔牛のだし)と合わせたソースが、リブポークの風味を優しく仕上げてくれます。

白桃の自然な甘さが、より一層リブポークの旨味を引き立たせ、相乗効果を生み出した一皿となりました。

香ばしい焼き色の果肉も添えて、見た目も華やかに!



爽やかな食感に涼しさを感じて フレンチの夏ランチ『ムニュエテ』


猛暑が続く毎日。みなさま体調はいかがでしょうか。
シェムラでは季節のランチメニューがリニューアルいたしました。

アンダルシアのガスパチョ夏野菜のオードブル、甘み豊かなとうもろこしスイカ
やさしい味わいの白桃のジュレとポークとの組み合わせ…。

新鮮な旬の食材をふんだんに使ったフルコースで、この夏を元気に乗り切りましょう!!


『シェムラ ブル・リス  夏ランチ ムニュエテ 』
~Menu de ľ été 2025~
2025/07/25 (fri) ~ 2025/08/30 (sat)

hors d’oeuvre(前菜)
アンダルシアのガスパッチョ
鮮魚のクリュ 旬菜 リース仕立て

Potage(ポタージュスープ)
冷涼とうもろこしヴルーテ  
香ばしく懐かしい夏の香りと共に

Granite(グラニテ)
スイカとシャンパーニュのグラニテ

Plat principal(メイン)
–お選びください–

むら八伝統のビーフシチュー

又は

県産リブポーク ペッシュと共に

又は

鮮魚のポアレ ラタトゥイユソース

Dessert(デザート) 
夏の果実とフィユタージュ
クレーム・パティシエール

Cafe express ou the(カフェ)
コーヒー エスプレッソ
ハーブティー 紅茶より

3,800円 (税込)

お肉料理とお魚料理、どちらもお楽しみいただける6,600円コース、
三陸アワビの前菜から始まる7,700円コース、
メインがフランス鴨とフォアグラのロッシーニの11,000円ランチデラックスコースもご用意しております

季節のランチ
*詳しくはこちら*

ジャパニーズハーブ!遠野わさびと大葉の香りが味のアクセントに♪




オードブルで使用したわさび遠野宮守地区で栽培されたもの。
綺麗な清流・安定した水温・冷涼な気候という、わさび栽培の条件を満たす適地として、大正時代から栽培が続いています。


岩手県遠野市は山に囲まれた盆地。
一年を通して9.5度前後の低温を保ち続ける豊富な湧水でゆっくり、じっくり育った遠野の根わさびは旨味が凝縮され風味も格別です!



夏に向けての『初夏新緑ランチ』の前菜メニューのソースは、遠野わさび大葉を加えた『ジェノベーゼ風ソース』。
キレイな緑色で清涼感あるソースになりました。

食材と一緒に食べると、口の中で爽やかな香りが広がり味のハーモニーが奏でられます♪

遠野ワサビと大葉のペストゥ・ジェノヴェーゼ 海の幸と新緑野菜


近年、和ハーブとして注目されている、大葉・みょうが・三つ葉・せり・山椒・ワサビなど日本で長く愛されてきた伝統的な食材は
色見も美しく、料理を華やかに彩るだけでなく、味に風味やキレのアクセントをつけてくれます。

世界でも注目されているジャパニーズハーブです。




パンとの組み合わせでフランス料理を存分に楽しんで!


フランスのパンの祭典
『 Fête du Pain (フェット・デュ・パン)』

フランス・パリで毎年5月16日頃、ノートルダム大聖堂前で
「サントノレの日」に開催されます。
“サントノレ”とは、パンとお菓子の守護聖人とされていて、5月16日はその命日です。


フランスの食文化に欠かせない、パン
パンはフランス人にとってなくてはならないもの。

細長い形をしたバケットの中でも、特に伝統的な製法で作られるのがトラディション
小麦粉、水、塩、酵母だけで作られ、冷凍してはいけない、添加物を入れてはならないなど
フランスの伝統的な製法を忠実に再現したバゲットです。
長時間発酵により、噛みしめるほど小麦の風味がふわっと広がります。


パン好きの方、特にハードパンのほうがお好きな方にぜひ焼きたてを味わってほしい!
外皮がパリっと固く、中はもっちり柔らかな食感がなんとも言えません。

フランスでは、バゲットを手に入れたらすぐにパンの端にかじりつくとか…笑
そうしたくなる気持ち、わかるような気がします。

もし固くなってしまっても、きちんと霧吹きをしてオーブンで軽く温め直せば、また美味しく食べられます!



シェムラでは料理に合わせて数種類のパンをお出ししております。

パンは風味が豊かなソースとの相性が良いので、
この味わいを逃さないためにもパンですくって存分に楽しんでいただきたいのです!

パンの香りや食感が料理と組み合わさることで、フランス料理の美味しさと楽しみがさらに増します。

春の使者としての山菜 “ウコギのほろほろ”で春の息吹を感じて


ウコギは、たらの芽やコシアブラと同じウコギ科で、春の山菜として食されてきました。


新芽を、おひたしや和え物、天ぷら、うこぎごはんなど、調理法も幅広いので古くから郷土料理として好まれています。
栄養価が高く、ポリフェノールや食物繊維、カルシウム、鉄分、ビタミンCが多く含まれてます。

うこぎ

最近、スーパーや産地直売所などで見かけるようになりました。
春が近づいてきてるな~と嬉しくなります♪

早速、“ウコギのほろほろ”を作ってみました。


ウコギの軸を取り、大きめの鍋にたっぷりの水を沸かし塩少々を入れて茹でます。
(お湯をくぐらす程度にさっと茹でるのがコツです)


冷水にとってよく冷まし、水をしっかり切って刻みます。

味噌漬け大根を細かく刻んで混ぜます。
くるみも細かく刻んで入れるとコクがでて美味しいですが、この日は味噌漬けのみにしました。

ご飯にかけても、酒の肴にも、ぴったりです。
爽やかな香り清々しいほろ苦さが美味!

リブポークとりんごキャラメリゼ



岩手は、盆地ならではの気候と豊かな土壌でりんごの栽培が盛んに行われています。

寒暖差が大きく、この寒暖差によってシャキシャキの食感とコクのあるおいしいりんごになります。


また、太陽の恵みをたくさん取り込むための栽培方法も工夫されています。

一つは、樹を低く抑えて大きくしない「わい化栽培」。もう一つは、袋をかけずに栽培する「無袋栽培」です。

太陽の光がすべてのりんごによく当たり、太陽をいっぱいに浴びたりんごの実は色づきもよく甘みも豊富です。

シェムラでは、この時期のメイン料理の一つ、香ばしく焼き上げた県産リブポークのグリエりんごを添えました。
ソースもリンゴ酒のソース。

りんごの甘酸っぱさと豚肉の相性をお楽しみください!




寒い日に温まるスープ 冬キャベツのポタージュスープ



スーパーをのぞくと、1玉398円のキャベツが並んでいました。
1玉500円を超える時もあったので、少しは落ち着いた感じもしますが、でもまだ高いですね。
価格が高い状態はいつまで続くのでしょう。。。



寒い冬には、ロールキャベツポトフなどの煮込み料理が食べたくなります。

特に、11~3月に食べ頃を迎える冬キャベツは、葉の巻きがぎゅっと締まって肉厚で芯まで甘いのが特徴です。
煮込めば甘みが増して柔らかくなり、旬の時期の今こそ楽しみたい食材です。


シェムラの季節のランチのスープは冬キャベツのポタージュスープ

固く締まった冬キャベツも、加熱することによって甘みが染み出し、一気に美味しいキャベツに変わります。
ほっこりと優しい味のポタージュスープに仕上がりました。


寒い日に、体の芯から温まるスープはいかがでしょう。