「ラタトゥイユ」フランス語で「ラタ」は「ごった煮」、「トゥイユ」は「かき混ぜる」という意味




「ラタトゥイユ」は南仏プロヴァンス地方、ニースの代表的な伝統料理。


フランス語で「ラタ」は「ごった煮」、「トゥイユ」は「かき混ぜる」という意味だそう。

野菜を切ってじっくり炒めて、コトコトと煮込む料理。
夏は冷やして、冬は熱々で、どちらも美味しく食べられる人気の料理のひとつです。

この時期は
ナス、玉ねぎ、パプリカ、ズッキーニといった夏野菜をたっぷり使って作りたいですね。

野菜をにんにくとオリーブ油で炒め、トマトを加えて、ローリエ、バジル、タイムなどのハーブを入れて煮込みます。

美味しく作るコツは、野菜をじっくり炒めて水分をとばし、旨みを凝縮すること。
濃厚な味わいのラタトゥイユに仕上がります。
野菜の甘みが出て、酸味のあるトマトとのバランスが良いです。

味をしっかりめにつけると冷めても美味しいですよ。

肉、魚、何にでも合います。パスタソースやパンに乗っけても美味しいです!


にんにくとパセリが香るエスカルゴバター!ブルギニョンソース



ブルギニョンソースは、ブルゴーニュの名物料理「エスカルゴ」に使われるバター。
たっぷりのバターにニンニク、パセリの細かいみじん切りを加えたあの緑色のバターです。

ブルギニョンとはブルゴーニュ風という意味。
美食の街で生まれたブルギニョンソース

肉や魚介、野菜、パンにのせて焼いても美味しい万能バター「ブルギニョンソース」はどんな食材とも相性抜群です!


シェムラでは、グランドメニューの「真鯛のポワレ」に添えました。
皮をパリッと香ばしく焼いた真鯛にブルギニョンソースがよく合います。
たっぷり絡めてお楽しみください。

パンにも合うので、お皿に残ったソースもパンでぬぐって召し上がっていただきたい!

「それってマナーとしてどうなの?」と思われるかもしれませんが、
シェフとしては、お皿のソースをキレイに食べてくださることはそれだけ美味しいと思ってくれたんだなと嬉しく励みになります。

是非とも最後までお楽しみください!

甘いゴールドラッシュの冷製ポタージュ とうもろこしヴルーテ



ヴルーテとは、フランス語で「ビロードのようになめらかな」という意味。トロッとなめらかに仕上げたとうもろこしのポタージュスープです!

冷涼とうもろこしヴルーテ

使用する“とうもろこし”は「ゴールドラッシュ」
黄金色の粒が先端までぎっしりと詰まっていて、一粒一粒が大きくて皮が薄いので、生のまま食べられるほど。
甘みがぎゅっと詰まったスイートコーンです。



16世紀、ポルトガル人から持ち込まれた“とうもろこし”は、以前から中国より伝わっていた「モロコシ」という植物によく似ていたので、
「唐のモロコシ」から「トウモロコシ」と呼ばれるようになったとか。


日本各地でもいろいろな呼び方があるそうです。
「とうきび」「とっきみ」「とうみぎ」「なんば」「となわ」などなど…。
ちなみに岩手では祖母が「きみ」と呼んでいました。
おばあちゃんの家に遊びに行くと「きみ、食(け)むせ!」(トウモロコシ食べなさい)と言われたなぁ~ 笑

よく冷えた器には、こんがり焼き色を付けたゴールドラッシュ
香ばしく懐かしい夏の香りを添えました。

ガスパッチョやとうもろこしの冷製スープなど夏野菜を使ったフレンチレストランの夏ランチ



2024/07/24(水)より季節のランチ『ムニュ エテ』がスタートします!

『エテ』とはフランス語で“夏”の意味。
今が旬の夏野菜の美味しさを最大限に引き出したガスパッチョ
こんがり焼き色のトウモロコシの冷製スープ、レモンの爽やかな風味のガトーなど
夏の食材をふんだんに使った、見た目にも涼やかな“夏のメニュー”です。



シェムラ ブル・リス
『夏ランチ ムニュエテ』
~Menu de ľ été 2024~
2024/07/24(水)~2024/09/01(日)

hors d’oeuvre(オードブル / 前菜)
アンダルシアのガスパッチョ
鮮魚のクリュ 旬菜 リース仕立て

Potage(スープ)
冷涼とうもろこしヴルーテ  
香ばしく懐かしい夏の香りと共に

Granite(シャーベット)
スイカとシャンパーニュのグラニテ

Plat principal( メイン)
むら八伝統のビーフシチュー
ブルーリスのスタイルで
又は

県産リブポーク ペッシュと共に
又は

鮮魚のポアレ ブルギニョンソース

dessert(デザート) 
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼしたマスカルポーネのソース
又は

さわやかなハーブとシトロンのジュレ
キウイとフロマージュのクレーム
又は

アグリュームのガトーに岩泉ヨーグルトのグラス

cafe express ou the(コーヒー)
コーヒー エスプレッソ ハーブティー 紅茶より

¥3500(税込)

季節のランチでは、他にも
メインにお肉とお魚の両方お楽しみいただける6000円コース、
三陸アワビの前菜から始まる7000円コース、
メインがフランス鴨とフォアグラのロッシーニの10000円ランチデラックスコースもご用意しております。



季節のランチはこちらから

プティポアの冷製ポタージュスープ フランセーズ


シェムラの季節のランチスープ。
冷製プティポアポタージュスープ

プティポアのポタージュスープ

プティポワとはフランス語でグリーンピースのこと。

冷製スープにすることでプティポワの鮮やかな萌黄色がより映えます!
シェムラでもリクエストの大変多いスープです。

今回は「プティポワ ア ラ フランセーズ」をイメージしたポタージュスープにしました。

フランセーズとはフランス語でフランス風

「プティポワ ア ラ フランセーズ」は
グリンピースを味わうフランスの伝統料理。

たっぷりのグリンピースを、レタス、オニオン、ベーコンなどで炒め煮したもの。
グリンピースをモリモリ味わえる、クリーミーなのに軽やかな一品です。

“フランス人が大好きなグリーンピースの家庭料理”というのも納得がいきます。

夏が早くて「初夏 新緑ランチ」というネーミングは季節に追いついてない💦
もはや次回予定の「ete(夏)ランチ」でいんじゃない!?笑

そういえばまだ梅雨明けもしてないですよね…。
なんだか季節感がマヒしてしまいそう。

今日もジメジメと蒸し暑いです。
熱中症対策を万全にしてお過ごしくださいね。



緑色があふれる季節のランチメニュー『初夏 新緑ランチ』



青い空、キラキラとした日差しに緑美しい初夏がやってきました。
心地よい風がとても気持ち良いです♪

新緑

シェムラでは季節のランチメニュー『初夏 新緑ランチ』が、スタートしました。

久慈産あおさの前菜やプティポアのポタージュスープ、ピューレベールソースなど、みずみずしい緑色があふれるメニューです。


シェムラ ブル・リス 『初夏 新緑ランチ』
~saison feuille verte~
2024/06/06(thu)~2024/07/21(sun)

hors d’oeuvre(前菜)
三陸・久慈産あおさのジュレ
海の幸と新緑野菜

Potage(ポタージュスープ)
プティポアのポタージュスープ
フランセーズ

Granite(グラニテ)
メロンのグラニテ

Plat principal(メイン)
むら八伝統のビーフシチュー
ブルーリスのスタイルで

又は

香ばしく焼き上げた県産リブポークのグリエ 
ソース シャリアピン ムスクラン

又は

鮮魚のポアレ モリーユ茸のソース
ピューレ ベール

dessert(デザート) 
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼしたマスカルポーネのソース

又は

さわやかなハーブとシトロンのジュレ
エスプレッソキャラメルとフロマージュのクレーム

又は
バニラ香るブランマンジェとオレンジのソース
キルシュでマリネした果実 

cafe express ou the(カフェ)
コーヒー エスプレッソ ハーブティー 紅茶より

3,500円 (税込)

お肉料理とお魚料理、どちらもお楽しみいただける6,000円コース、
三陸アワビの前菜から始まる7,000円コース、
メインがフランス鴨とフォアグラのロッシーニの10,000円ランチデラックスコースもご用意しております。

季節のランチ
*詳しくはこちら*

盛岡は柔らかな光と爽やかな季節へ フレンチレストランの季節の食材を使ったランチメニュー



満開だった桜もあっという間に葉桜へと変わり、木々の緑が美しい季節となりました。
春の柔らかな光に照らされて、木々たちが微笑んでいるようです。

シェムラでは、季節のランチメニュー『木漏れ日ランチ』がスタート。

新玉ねぎ山菜などの旬の食材や、フランス産レンズ豆盛岡レホールを使用したメインデッシュなどをご用意いたしました!



シェムラ ブル・リス 木漏れ日ランチ
~Lumière du soleil à travers feuilles~
2023/04/18(tue) ~ 2023/06/04 (sun)

hors d’oeuvre(前菜)
新玉ねぎのフォンダンに海の幸と旬菜
冷たいオリジナルコンソメと共に

Potage(ポタージュスープ)
豆乳とポティロンのポタージュスープ

Granite(グラニテ)
グリオットチェリーのグラニテ

Plat principal(メイン)
むら八伝統のビーフシチュー
ブルーリスのスタイルで

又は

県産リブポークのグリエとフランス産レンズ豆

又は

鮮魚のポアレ 盛岡レホールのソースとタプナード

dessert(デザート) 
旬果実のコンポート
軽くキャラメリーゼしたマスカルポーネのソース

又は

さわやかなハーブとシトロンのジュレ
旬果実とフロマージュのクレーム

又は

ガトー デザンジュ と グラス レザン

cafe express ou the(カフェ)
コーヒー エスプレッソ ハーブティー 紅茶より




他にも、メインにお肉とお魚の両方お楽しみいただけるコース、
三陸アワビの前菜から始まるコース、メインがフランス鴨とフォアグラのロッシーニのデラックスコースもご用意しております。

シェムラブルリス 季節のランチ
*詳しくはこちら*

木漏れ日



桜満開の盛岡。シェムラの季節ランチ「春咲きランチ」は4/21(日)まで




12日に桜の開花が発表されてから
盛岡の桜はあちこちで見頃を迎えてますね。

春だな~と思っていたら、昨日は夏のような暑さとなりました。
桜も一気に満開となってしまいそうです。

シェムラの季節のランチ
「春咲きランチ」は残り一週間。4/21(日)までとなっております。

春の山菜ピューレをソースにした真鯛のポアレ

真鯛のポアレ 春の山菜ピューレ
ソース グラス・ド・ビアンド

桜をイメージした淡いピンク色のグラニテロゼグレープフルーツのグラニテ
ほんのり苦味も効いて甘さも良い加減です。

ロゼグレープフルーツのグラニテ

スナップエンドウ菜の花新牛蒡春にんじんなど旬の野菜を使い、春を感じていただけるよう盛り付けました。

フレッシュサーモンマリネ・セジール
シャンピニオンのフリカッセ 新牛蒡のソース
リブポークグリエ
ミエルとムータルドのソース

桜が満開に輝くこの季節、店内も春爛漫でお待ちしております!

季節のランチ
*詳しくはこちら*

フワッと上品な香り!フレンチ前菜の新牛蒡のソース



新牛蒡(ごぼう)とは、春から初夏にかけて収穫するごぼうのこと。
完全に成長する前に収穫するので、皮の色が白っぽく、やわらかくてほのかな甘さが感じられます。

そしてとても香りがいいのです!
この上品な香りを楽しめるのは、これから初夏にかけての旬の時期だけ。

シェムラでは、風味を生かして“ごぼうが香るソース”にしました。

是非とも新ごぼうの美味しさを堪能していただければと思います!

この日はマリネしたフレッシュサーモンの表面をサッとあぶって旨みを引き出し、
八幡平マッシュルームのフリカッセと、新牛蒡の香りが相まって
春らしい前菜となりました。

盛り付けも春らしく優しく軽やかに♪

フレッシュサーモンマリネ・セジール
シャンピニオンのフリカッセ 新牛蒡のソース




古典的なフレンチ料理 テルミドールをオマールブルーで!



テルミドールは120年以上の歴史があるフランスの伝統的な料理。

オマールエビなどの身を殻のまま縦半分に切り、ローストしたあと身を取り出しベシャメルソースなどと合わせて殻に戻し、オーブンで焼いたもの。

フレンチにおける甲殻類の調理方法として、古典的なものとなっています。

見た目の華やかさから、結婚式料理としてよく提供されます。
この一品で特別感を演出できるメニューです。


シェムラではお客様のリクエストにお応えして
オマールブルーを使用したテルミドールをご用意いたしました。

フランス・ブルターニュの海の冷たい荒波に揉まれながら育てられたオマールブルーは、適度に引き締まった身と甘み、濃厚な味わいが特徴です。
火を入れると、さっと鮮やかな赤に変わり、その香りのいいこと!

オマールのミソを入れたサバイヨンソースも
香り高い濃厚な深みのあるソースに仕上がりました。


お祝いや記念日などに是非!