2020年も残すところわずかですね。
今年は新型コロナの影響で生活様式が変わり、戸惑い、悩み、苦しんだ年となりましたが、だからこそ得られたものもありました。
この一年、お客様、生産者さんや業者さん、皆様のおかげで乗り越えることができました。
本当にありがとうございました。
年末年始は1/4日(月)までお休みをいただき、1/5日(火)より通常営業いたします。
2021年もどうぞよろしくお願い致します。
新年が皆様にとって素晴らしい年でありますように!
盛岡のフランス料理店 Chez mura bleu lis
もうすぐクリスマスですね☆.:*・°☆
当たり前のことが当たり前じゃなくなり、大切な人と過ごせることの有難さを感じた1年だったからこそ、クリスマスはいつもより少し贅沢にゆっくりとした時間を過ごしたいと思っている方が多いのではないでしょうか。
今週の22日・23日・24日・25日の4日間、
ディナーはクリスマス【デラックスコース】をご用意しております。
フレッシュキャビアに、三陸のホタテやアワビに地元の野菜を使った前菜から始まり、
フレッシュな黒トリュフ、フォアグラ、シャラン産幼鴨、岩手県産牛ヒレ肉など厳選食材を堪能できるフルコース。
22日(火)には店内にクリスマスのためのフラワーアレンジメントが飾られ、華やかな空間に!
毎年、見ているだけで幸せな気分になれます。
今年はどんなアレンジなのか、とても楽しみです♪
しっとり滑らかな食感のシルクスイート(さつまいも)と栗のポタージュや、こっくり濃厚なソースを使ったメインなど、深みのある味わいであたたかなぬくもりを感じられる…そんなコースをご用意しました!
シェムラ ブル・リス 秋・冬めくランチ
~de ľ automne à ľ hiver~
Hors ď œuvre
スフレ ドゥ ポアソン 姫神サーモンと安比舞茸
シャンパーニュのクレーム
soufre de poisson
Potage ordinaireet
澤口さんのシルクスイートと栗のポタージュスープ
Soupe de crème de chataigne
Granite
季節のグラニテ
Fruits de saison
Plat principal
むら八伝統のビーフシチュー ブルーリスのスタイルで
Boeuf bourguignon
又は
香ばしく焼き上げた県産リブポークのグリエ
盛岡レホール グラス・ド・ビアンのソース
Grillé de porc
又は
本日のお魚“真鯛”北海道帆立貝 スープ ド ポアソン マルセイユ風
エストラゴンマスタードとサフランのソースを添えて
Poisson poêlé lentement
Dessert
旬果実のコンポート 軽くキャラメリーゼしたマスカルポーネのソース
Mascarpone
又は
さわやかなハーブとシトロンのジュレ
山ぶどうとフロマージュのクレーム
Gelee de citoron et herbe
又は
フォンダン・ショコラ
オレンジとポルトブランのソース
Fondant au chocolat
Café express ou thé
コーヒー エスプレッソ ハーブティー 紅茶より
Après midi un moment
ドイツ南東部バイエルンのリンドナーは手作りの磁器窯。
ドイツの伝統を重んじるクラシックテイスト。
こちらはリンドナーのカップ&ソーサー。
凝ったデザインが素敵♪
ロココ調の凝ったレリーフが全面にあしらわれた手間のかかるフォルムに、その特徴がよく現れています。
ルイ15世時代のフランス宮廷で花開いた、優雅なロココ様式。
「ヴェルサイユ宮殿」のように華麗でダイナミックで壮麗なバロック様式に比べると、ロココ様式は優美で繊細。
王妃マリー・アントワネットが好んで過ごしたことで知られる「プチ・トリアノン」が、ロココ様式建築の傑作とされています。
このカップのレリーフ模様も、優美で柔らかなロココ調のデザイン。
ここにも、シェフのこだわりが詰まっています。
10月31日に行われる西洋のお祭り。ハロウィン~Halloween~
古代ケルト人が起源と考えられ、秋の収穫に感謝し、先祖の霊を迎えるとともに悪霊を追い払うお祭りです。
合い言葉は「トリック・オア・トリート」
魔女やモンスターに仮装した子どもたちが近所の家を回って、
「trick or treat(トリック・オア・トリート)!」(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)と叫ぶ。
大人たちは「ハッピーハロウィン!」や「トリート!」と返して、お菓子を渡します。
トリックtrickは「いたずら」、トリートtreatは「もてなし」「ごちそう」という意味。
「いたずら?それとも、おもてなし?」って感じでしょうか。笑
ハロウィンのかぼちゃ、ジャック・オー・ランタンとは?
ハロウィンのシンボルとしてよく目にするのが、目と口と鼻をくり抜いて中にキャンドルを灯したかぼちゃのランタン。(ちなみに元はカブだったそう)
年に一度、この世とあの世が繋がり死者や魔物が人間達の元へやってくるとされる
ハロウィン(10月31日)に部屋の窓辺などに飾ると、悪霊を追い払い、魔除けの役割を果たすと言われています。
こちらは、シェムラのユニークなカボチャたち。
ポタージュスープとして大活躍しています。
松茸に続き、マイタケも届きました!
天然マイタケは、カモシカや熊に出会うほどの大自然の山奥、楢(ナラ)の大木の根元から生えています。
獣道のような道なき森を奥へ奥へと進み、見つけるのだから
何株も見つけた時は、つい舞い踊りたくなるのでしょう。
また天然マイタケの生えている姿は、まるで人々が乱れ舞っているようで『舞茸』と名付けられたともいわれています。
天然物は、栽培物と違って巨大な株になり極めて香りが良いです。
舞茸は柔らかいイメージがありますが、天然物はサクサク、コリコリとした歯ごたえがしっかりとしています。
天然マイタケは上品な旨みにあふれ、肉厚で食感も最高!
食べればつい舞い踊りたくなる。そんな嬉しさが込み上げてきます!
ロレーヌ地方の郷土料理であるミートパイ『パテ・ロラン』
豚肉を白ワインでマリネしてパイ生地で包み焼き上げたもの。
葉脈の切り込みが入っている、あのミートパイです。
同じくロレーヌ地方の郷土料理には『キッシュロレーヌ』もあります。
こちらは日本でも有名なキッシュ。
卵、チーズ、ベーコンをベースとした素朴な美味しさが魅力。
シェムラでは、パテ・ロランをアレンジして
豚や牛のひき肉と、たっぷりのエピス(香辛料)を合わせたパテに
パルメザンで香り付けしたパイを添えました。
フランス北東部に位置するドイツやスイス国境に面したロレーヌ地方。
伝統的で素朴な美味しさと美しさが魅力。
ロレーヌ地方の中心はナンシー。
エミール・ガレ、ドーム兄弟などの世界的なガラス作家が活躍した街。
アール・ヌーヴォーの街といわれ、曲線状の形をした、植物や動物などの自然の物をモチーフに入れている建築物がいたるところにあります。
またロレーヌ地方は昔から製鉄業が盛んだったこともあり、鉄を使ったアールヌーヴォー装飾が多く見られます。パリのエッフェル塔を造っている錬鉄もロレーヌ地方から運ばれたものとか。
ナンシーの中心に位置し世界遺産でもある、スタニスラス広場はロココ調の装飾が美しい広場。
アールヌーヴォーにどっぷり浸りながら美しい町をゆっくり散策したり、カフェでのんびり過ごすのもいいですね!