ガレット・デ・ロワ 新年を祝う王様のお菓子



ガレット・デ・ロワは新年を祝うフランス伝統菓子。

ガレット・デ・ロワ

ベツレヘムを訪れた東方の博士たちによって、イエス・キリストが神の子として見い出されたという公現祭(エピファニー)の日 、1月6日 に食べます。



フランス語で ガレット Galetteは 円盤状のお菓子ロワ Roiは王様を意味します。
お菓子は地方によって異なりますが、
パリを含むフランス北部は、パイ生地にアーモンドクリーム入りのガレットタイプ、
ロワール川よりフランス南部では
ブリオッシュ生地にドライフルーツやオレンジを飾ったリング状の、
それぞれのガレット・デ・ロワ



ガレット・デ・ロワの楽しみは、フェーヴが誰に当たるか!

フェーヴとはフランス語で空豆
もともと乾燥した豆を使っていたのですが、
今では小さな陶器の人形が使われています。

このフェーヴが、ガレット・デ・ロワ の中にひとつだけ隠されているのです。

ガレット・デ・ロワの楽しみフェーヴ

切り分けたガレット・デ・ロワの中からフェーヴが出てきた人は
王冠を被り、王様(女王様)になれます。
その日一日みんなから祝福され、その年一年を幸運に過ごせるとか…。

「フェーヴあった~!」
家族や友達と集まって フェーヴ をめぐって大騒ぎ!!