ロココ調のレリーフ模様が可愛いらしい!リンドナーのカップ&ソーサー




ドイツ南東部バイエルンのリンドナーは手作りの磁器窯。
ドイツの伝統を重んじるクラシックテイスト

こちらはリンドナーのカップ&ソーサー。


凝ったデザインが素敵♪
ロココ調の凝ったレリーフが全面にあしらわれた手間のかかるフォルムに、その特徴がよく現れています。

ルイ15世時代のフランス宮廷で花開いた、優雅なロココ様式。

「ヴェルサイユ宮殿」のように華麗でダイナミックで壮麗なバロック様式に比べると、ロココ様式は優美で繊細。
王妃マリー・アントワネットが好んで過ごしたことで知られる「プチ・トリアノン」が、ロココ様式建築の傑作とされています。


このカップのレリーフ模様も、優美で柔らかなロココ調のデザイン。
ここにも、シェフのこだわりが詰まっています。

ハッピーハロウィン!

10月31日に行われる西洋のお祭り。ハロウィン~Halloween

古代ケルト人が起源と考えられ、秋の収穫に感謝し、先祖の霊を迎えるとともに悪霊を追い払うお祭りです。

合い言葉は「トリック・オア・トリート」
魔女やモンスターに仮装した子どもたちが近所の家を回って、
「trick or treat(トリック・オア・トリート)!」(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)と叫ぶ。
大人たちは「ハッピーハロウィン!」や「トリート!」と返して、お菓子を渡します。

トリックtrickは「いたずら」、トリートtreatは「もてなし」「ごちそう」という意味。
「いたずら?それとも、おもてなし?」って感じでしょうか。笑




ハロウィンのかぼちゃ、ジャック・オー・ランタンとは?
ハロウィンのシンボルとしてよく目にするのが、目と口と鼻をくり抜いて中にキャンドルを灯したかぼちゃのランタン。(ちなみに元はカブだったそう)

年に一度、この世とあの世が繋がり死者や魔物が人間達の元へやってくるとされる
ハロウィン(10月31日)に部屋の窓辺などに飾ると、悪霊を追い払い、魔除けの役割を果たすと言われています。

こちらは、シェムラのユニークなカボチャたち。
ポタージュスープとして大活躍しています。

天然の舞茸!最高に美味しい幻のキノコ




松茸に続き、マイタケも届きました!

天然マイタケは、カモシカや熊に出会うほどの大自然の山奥、楢(ナラ)の大木の根元から生えています。
獣道のような道なき森を奥へ奥へと進み、見つけるのだから
何株も見つけた時は、つい舞い踊りたくなるのでしょう。
また天然マイタケの生えている姿は、まるで人々が乱れ舞っているようで『舞茸』と名付けられたともいわれています。

天然物は、栽培物と違って巨大な株になり極めて香りが良いです。
舞茸は柔らかいイメージがありますが、天然物はサクサク、コリコリとした歯ごたえがしっかりとしています。

天然マイタケは上品な旨みにあふれ、肉厚で食感も最高!

食べればつい舞い踊りたくなる。そんな嬉しさが込み上げてきます!






贅沢な松茸の香り!松茸入りコンソメスープ



岩手町から香り高い 松茸 が届きました!

秋の味覚マツタケ!

惚れ惚れするような贅沢な香り!コリコリとした食感!これらをそのままダイレクトに味わっていただきたいので、ソテーとして。
そして、
シェムラオリジナルのコンソメスープに芳醇な香りの松茸を入れた、松茸のコンソメスープ

今しか味わえないスープです。
一気に秋めいてきたこの時期に、温かなスープが体に沁みわたります。
(*´ω`*)

岩手の秋の味覚、是非ともお楽しみください!






ロレーヌ地方の郷土料理、ロレーヌ風パテ『パテ・ロラン』




ロレーヌ地方の郷土料理であるミートパイ『パテ・ロラン』
豚肉を白ワインでマリネしてパイ生地で包み焼き上げたもの。
葉脈の切り込みが入っている、あのミートパイです。

同じくロレーヌ地方の郷土料理には『キッシュロレーヌ』もあります。
こちらは日本でも有名なキッシュ。
卵、チーズ、ベーコンをベースとした素朴な美味しさが魅力。

シェムラでは、パテ・ロランをアレンジして
豚や牛のひき肉と、たっぷりのエピス(香辛料)を合わせたパテ
パルメザンで香り付けしたパイを添えました。

エピス薫るパテ 三陸あわび茸
“ル パテ ロレーヌ ショー”



フランス北東部に位置するドイツやスイス国境に面したロレーヌ地方
伝統的で素朴な美味しさと美しさが魅力。

ロレーヌ地方の中心はナンシー
エミール・ガレ、ドーム兄弟などの世界的なガラス作家が活躍した街。
アール・ヌーヴォーの街といわれ、曲線状の形をした、植物や動物などの自然の物をモチーフに入れている建築物がいたるところにあります。



またロレーヌ地方は昔から製鉄業が盛んだったこともあり、鉄を使ったアールヌーヴォー装飾が多く見られます。パリのエッフェル塔を造っている錬鉄もロレーヌ地方から運ばれたものとか。






ナンシーの中心に位置し世界遺産でもある、スタニスラス広場はロココ調の装飾が美しい広場。
アールヌーヴォーにどっぷり浸りながら美しい町をゆっくり散策したり、カフェでのんびり過ごすのもいいですね!

夕顔の旨みがジュワッ!ブレゼした夕顔の食感にハマる『真鯛のポアレ 夕顔のブレゼ そのジュのソース』



夕顔とは主に干瓢(かんぴょう)の原料になるウリ科の植物。
鶏肉とお出汁で煮たり、和風のイメージが強いかもしれないですね。

シェムラでは、秋の季節ランチに真鯛のポアレと合わせて
メインメニューで登場です!

真鯛のポアレ 夕顔のブレゼ そのジュのソース

真鯛の下にあるのがブレゼ(蒸し煮)した夕顔
じっくりと旨みを閉じ込めた夕顔は、半透明で艶のある上品な輝きで
とろっと、しっとりと、旨みがジュワッと溢れます。

皮目はカリッと身はふっくらジューシーに焼き上げられた真鯛のポアレに夕顔を煮詰めたソースが相まって、何とも言えない繊細な味になりました…
(´ω`)

ブレゼとは蒸し煮のこと。
少量の液体、肉や野菜と香辛料などを鍋に入れ、蓋をしてオーブンで蒸し煮をするという加熱法。
直火でなくオーブンを使うことにより鍋全体に熱が当たり、じっくりと材料の旨みが引き出せます

シェムラ ブル・リス 季節のランチ
『大地・実りランチ』詳しくはこちら



フルコースの流れ コースの順番やメニューの読み方



フレンチといえば、高級ハードルが高いマナーが難しそう…などというイメージがあるかもしれません。
でも、記念日や誕生日など特別な日に、ちょっぴりオシャレしてフルコースを楽しみたい!

フルコースにもいろいろな種類がありますが、
シェムラのディナーからコースの流れを順番にご紹介します。

フルコースは、まずオードブルから始まります。

hors d’oeuvre(オードブル / 前菜)

滑らかな“シャンピニオンクレーム”
帆立貝と彩り・プティレギュームと共に

オードブルとは前菜のことです。
食欲を駆り立てる役目をするため、少量で塩味や酸味のきいたものが多く、色彩の豊かさと美しさも大事にしています。

続いてPotage


Potage(ポタージュ / スープ)
クラシックなビスクのスープ “カフェ アングレ”


広い意味でスープ全般のことです。
下ごしらえをしっかりと非常に長い時間をかけて作っています。この一皿でメインへの期待感がさらに高まります!

続いてお魚料理です。

Poisson(ポワソン / 魚料理 )

本日のお魚“真鯛”ポアレ 夕顔のブレゼ そのジュのソース

ポワソンとは、魚を使った料理のこと。ちなみにお肉料理は ヴィアンド

Granite(グラニテ / シャーベット)

グラニテとはお口直しのシャーベット。
果汁やシャンパンなどを凍らせて、シャリシャリに砕いた氷菓。
魚料理を食べた後の口の中をすっきりとさせてくれます。

そしてメイン料理!

Plat principal(プラ プランスィパル / メイン)

フランスシャラン産の幼鴨胸肉ロティ 
ソース マルコポーロ・オレンジ・ルビーポルト

plat principalのplatは 、principalは 主要なという意味。



そしてデザート。

dessert(デセール / デザート)

ヴァローナ ナッツショコラ “アザレア”のグラスショコラ ドライフルーツ キャラメルのソース

「お皿を撤収する」という意味を持つ「デセール」は、メイン料理の後に登場します。



cafe express ou the(カフェ / コーヒー)
プティフールと共に
コーヒー エスプレッソ カプチーノ ハーブティー 紅茶より

cafe express ou the 読み方は(カフェ エクスプレス ウ テ)
express(エクスプレス)は、エスプレッソ。 
ou(ウー)は、または。
the(テ)は、ティー。

シェムラオリジナルの プティフール(小菓子)と共にどうぞ。



一品ずつゆっくり、料理の魅力を心ゆくまで堪能できるのがフルコース。
シェフも心を込めて腕を振るいます!

フランス料理 フルコーススタイルの始まりは?



フランス料理は、中華料理、トルコ料理と並ぶ世界三大料理の一つ。
フランス料理はフレンチとも呼ばれていて、格式のある高級料理というイメージがあるのではないでしょうか。
しかし、12世紀頃までは一度にいくつもの大きな皿を並べ、素手で食べるようなシンプルなものでした。


19世紀になると、ロシア皇帝の料理長などを歴任しフランス料理史上最も偉大な料理人といわれるアントナン・カレームと、その弟子ユルバン・デュボワによって「一品を一皿に盛りつけ、一品ずつ提供する」という、ロシア式のサービスが広まりました。
ロシアで料理を提供した際、寒さで料理が冷えないようにとのアイディアから思いついたものでした。


その後、伝説の料理人オーギュスト・エスコフィエによって
貴族が見栄を張るために必要以上に豪華にしていたような料理構成から、
食べられる量をシンプルに組み立てて提供する、新しいコース料理のスタイルを作り出しました。


あたたかいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいままで。
温度だけでなく味覚も重視し、ベストのタイミングで味わってもらいたいというシェフの想いが感じられます。

こうして、それまでのフランス料理の慣習にあった無駄な部分をそぎ落とし、現代に近いフランス料理のスタイルの基礎が作られました。






アワビのようなコリコリ触感!!「三陸あわび茸」




三陸あわび茸」とは…

カルシウムが豊富なアワビの貝殻の粉末をキノコの菌床ブロックに混ぜて
培養することで
アワビのような食感によく似たきのこを栽培することに成功!

三陸あわび茸」という名前になりました。

真っ白で肉厚、強い香りで濃厚
それでもって甘さがあると旨味抜群!!
まるで本物のあわびの味わい。


シェムラではメインのメニューのひとつに
この三陸あわび茸パテに使います。
どのような一皿になっているのかは…どうぞお楽しみに♪

フレンチ季節のランチが秋メニューへ 大地実りランチ~Fruit de la terre~



まだまだ暑い日が続いていますが、
空を見上げると高く澄み渡った青い空。

シェムラにも、大地で育ったかぼちゃなど採れたて野菜や果物、
山のキノコが届き始めています。


季節のランチも晩夏から秋へ。
メニューにも秋の香りが加わりました!

滑らかな食感のマッシュルームのクリームや
アワビにそっくりな食感のあわび茸
かぼちゃのポタージュスープ
ラ・フランスのコンポート‥など。


大地の実りを感じるメニューをお楽しみください!!



シェムラ ブル・リス 季節のランチ
『大地・実りランチ』詳しくはこちら