甘酸っぱくて、美味しい食用ほおずき。
フランス語ではフィサリス。

子供のころに口の中でブーブー鳴らした時の、あの苦くて酸っぱくて渋いイメージとはまるで違う…
熟した果実は、甘酸っぱく、フルーティーな香り!
濃厚なプチトマトのようで、ちょっとクセになるかも。
果実を包んでいる葉の色も、あの鮮やかな朱色とは違って
秋らしい薄茶色。
岩手の自然豊かな大地で太陽をたっぷりと浴びたフルーツほおずき。
注目の成分イノシトールも豊富に含まれてるとか。
まさにスーパーフード!
盛岡のフランス料理店 Chez mura bleu lis
地産地消にこだわる当店のイチオシ特選食材!
本日のご紹介は…
葉っぱが立派な白人参!
フレッシュで美味しそうなこの葉っぱは、バジルとレモン、パルメザンを加え“ピューレヴェール”にして、お魚料理の引き立て役になって頂いております(*^^*)
レモンの酸味やバジルの清涼感に、人参の葉の苦味が調和した翡翠色のこのソース。季節限定ですので、ぜひ旬のお味をお楽しみ下さいませ。
続きまして!
スープの主役をご紹介(^-^)
このひょうたんのような形のカボチャは、南アメリカ原産の
“バターナッツ”
名前の通り、バターのようにこってりと濃厚で、ナッツのような豊かな風味を兼ね備えたカボチャ界の万能選手(^^)/
カボチャ特有の繊維質な果肉ではなく、なめらかでコクがあるこちらの品種はポタージュスープに最適です。当店では玉ねぎと合わせてポタージュスープしてお出ししております。
白人参もバターナッツも、長年地元で農業を営まれてきた方から仕入れさせて頂いております(^^♪地産地消を目指す当店の“みちのくフレンチ”ぜひご堪能下さいませ。
テロワール(Terroir)とは、
「土地」を意味するフランス語terreから生じた言葉。
ぶどう畑の気候・土壌・自然…その土地の個性、ぶどう作りの環境など広い意味を持ちます。
ワイン業界でよく使われる用語なので、
ワイン好きな方は耳にされたことがあるのでは?!
フランスでは料理においても
その土地の農家や職人、料理人によってその概念が大切に受け継がれてきたことから、
郷土料理が豊かなものになりました。
岩手は土壌に恵まれ、農家の方々の意識も高く
素晴らしい食材ばかり。
海の幸も豊富で、三陸には多種多様な魚介類がそろっています。
朝採れた野菜の美味しさ、活きの良さ、香りの強さにはいつも驚かされ、メニュー考案のエネルギー源になっています。
その土地でしか味わえないもの、食材の良さを最大限引き出すために丹精こめて下ごしらえし、 ありったけの想いを一皿に注ぎ込むのです。
連日連夜、北国とは思えない猛暑日が続いておりますが、皆様体調を崩さずにお過ごしでしょうか。
店先にございます当店の看板娘“ロシアンオリーブ”
と、その仲間たちは暑さに負けず日に日に色を増して元気に成長中でございます(^-^)
壁際の花壇にはタイムやセージ等のハーブ、紫陽花や金宝樹、鮮やかなゼラニウム等々…
大変賑やかで艶やかな花壇となっております。
自分も一緒に水を浴びたんじゃないかと思う程の汗をかきながら、健気で可愛らしい看板娘たちに朝晩水やりを行っています。
涼しい店内にはスモーキーピンクのカーネーション(*^-^*)
鮮やか過ぎず暗過ぎない、静かで落ち着いたお色でお客様をお出迎えです。
お化粧室には新緑のようにフレッシュなドウダンツツジを(^^)/
むせ返るような屋外の暑さを忘れ、初夏の爽やかな雰囲気をお楽しみ頂けるかと思います。
店内のお花は1週間に1度交換しておりますので、当店にいらっしゃった際には、店先の看板娘とご一緒に季節のお花もお楽しみ頂ければと思います(^^)/