ポタージュとスープの違いとは?



ポタージュ(potage)とは、フランス語で「スープ」のこと。
フランス語で「pot」は鍋の意味。鍋で煮出したものをすべてポタージュと呼びます。

日本で「ポタージュ」といえば、ジャガイモのポタージュや、コーンポタージュ、豆のポタージュのように、一つの野菜をペースト状にした濃厚でぽってりとしたクリーミーなスープをイメージしますよね。

しかしフランスでは、コンソメなどの澄んだスープも、クリーミーなスープも全てポタージュに分類されます。
澄んだスープをポタージュ・クレールと呼び、とろりとクリーミーなスープのことは、ポタージュ・リエと呼び分けています。

コース料理では、オードブル(前菜)の後に出されるポタージュ
少し緊張したカラダと心をほっこりほぐしてくれるような一品です。

寒い季節は、
じっくり成熟されたまろやか味と鮮やかな黄色の「黄色人参のポタージュスープ」や
栗のようなホクホクとした上品な甘さと旨みの「白栗カボチャのポタージュスープ」など。
温かなスープの甘く包み込むようなやさしい味にホッとします。

暑い季節には、ジャガイモのポタージュ「ヴィシソワーズ」やトマトをふんだんに使った「ガスパチョ」などの冷製のスープがスッと身体に染み渡ります。

季節ごとに出会った美味しい野菜をポタージュに。


カフェと一緒に楽しむ小菓子 フィナンシェ




「甘いお菓子のいい香り~♪」
シェムラオリジナルの、フィナンシェが焼きあがりました!

フィナンシェ


コース料理のデザートの後にカフェと一緒に楽しむ小菓子です。

フィナンシェはフランス起源のバターケーキや焼き菓子の一種。
ロレーヌ地方の修道院で作られていたヴィジタンディーヌ(visitandine)というお菓子が原型となったともいわれています。

基本的な材料は、薄力粉と砂糖、卵、バター。
アーモンドパウダーを少し加えて、サクッと軽い食感に仕上げます。
外はサクッ、中はしっとりとした食感です。
アーモンドと香ばしさとバターの風味がたまりませんね。




テイクアウトでもご用意しております。
シェムラオリジナルの、ほんのり甘いフィナンシェ。

ちょっとした手土産やギフトにどうぞ。

フィナンシェ3個入り 330円

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リエットはフランスの伝統的な保存食


リエット(rillettes)
豚肉をラードと塩でじっくりと加熱し、脂肪分がペースト状になるまで冷やす、塩気の効いたコンビーフ状のペーストです。

似たものにパテがありますが、こちらはリエットよりもなめらかなペースト状です。

リエットというのは、肉の繊維、旨みを噛みしめる料理。
肉の繊維を食べる料理です。

ディップとして野菜につけたり、クラッカーやバゲットに乗せたり…。
ワインにもよく合います。



リエットは、フランスの伝統的な保存食。
フランスでは
冬場になると森に雪が積もって狩りに行けません。

夏場に狩猟したものをラードと塩で煮込んで保存しておけば、冬の貴重なタンパク源になる、昔からの塩蔵させた保存料理。

ヨーロッパでは豚肉を使った加工品(ハム、ソーセージなど)をよく作ります。
なので、ラードがよくでます。

ラードは常温で固まる性質があります。

ペースト状にしたときに容器に入れて冷ますのですが、昔はラップなどがなかったので
空気を遮断するため、蓋の代わりにラードを使いました。

“ラードで蓋をする” 昔の知恵ですね。



シェムラでは、国産の黒毛和牛を使ったリエットをコースのオードブルや、テイクアウトでもご用意しております。

お魚メニューのテイクアウト『真鯛のポピエット』



シェムラのスペシャリテ“真鯛”を使ったテイクアウトの一つ。
「外食が難しくなってきた80代の母親に食べさせたい!」とご注文をいただきました。



ポーピエットとはフランス語で『包む』という意味。

白身魚のムースを真鯛で包み込み、
さらに、シャンパーニュとクリームの繊細なソースが
その真鯛を包み込むという
味も見た目もふんわり優しい料理です。

真鯛のポピエット
シャンパーニュとサフランソース

ソースの黄色はサフランの色。
色も香りも春らしく。

添えたのは、タケノコやスナップエンドウなど旬の野菜。

600wで1分を目安に加熱します。
ソースがプクプクと湧いてきたらストップです!
分離することなく、ほんのり温かな状態で仕上がります。

お家でフレンチ。ぜひ、お試しください!

旬野菜『もものすけ』手で皮が剥けるサラダカブ



表皮が紅色のカブ、もものすけ
スーパーの農家さん直売コーナーなどで見かけることも増えてきました。
「もものすけ」というネーミングも可愛らしい…。


ほんのり甘みがありジューシーで柔らかいので、生のままでも食べられます。
気温の寒暖差が大きいこの時期は、とても美味しくなります。


そしてこのもものすけは『手で皮が剥ける』のです。
少し切れ目を入れると、ミカンの皮を剥くように簡単にぺろんと剥けます♪


果肉は桃のような薄いピンク色。

シェムラのテイクアウトメニュー『真鯛のポアレ』に
やさしい彩りを添えてくれました。

テイクアウト『真鯛のポアレ』(お客様からのリクエストによりご提供いたしました)

シェムラのテイクアウトはこちら。
a la maison Chez mura bleu lis
お家でフレンチシリーズ

フランス料理のロッシーニをテイクアウト!『牛フィレとフォアグラのロッシーニ』



フランス料理によくある「○○のロッシーニ風」の ロッシーニ とは、19世紀の作曲家ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini)のことです。
代表作は「セビリアの理髪師」「ウィリアム・テル」「アルジェのイタリア女」など。

ロッシーニは美食家でもありました。
特にトリュフを愛し、トリュフを探す豚を飼育するために作曲をやめてしまったとか。

そんなロッシーニが考案した料理が「ロッシーニ風」。フォアグラやトリュフを使った料理です。

シェムラでは、彼の名にちなんで名付けられたフランスのステーキ料理『牛フィレとフォアグラのロッシーニ』テイクアウトでご準備しました。

牛フィレとフォアグラのロッシーニ

牛フィレ ・フォアグラ・トリュフの贅沢な組み合わせ!
ソースは「ペリグー」。当店自慢のフォンドヴォーをベースに、煮詰めたワイン、刻まれたトリュフの香りが芳醇なソースです。

シェフになった気分で盛り付けも楽しんでみてください!

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オリンピック観戦はテイクアウトで!リブポークグリエ 米味噌とシャンパーニュのソース


じりじりとした日差しが照りつける盛岡。
まだ暑さに慣れてないのにいきなり猛暑日になったり…
今年の夏は厳しい暑さになりそうです。

いよいよ東京オリンピックが始まりました。
選手の皆さんの熱いプレイが本当に楽しみです!

「オリンピックは美味しいものを食べながら、おうち観戦!」という方、シェムラのテイクアウトはいかがでしょうか。

シェムラのテイクアウトに新しいメニューとして
『リブポークグリエ 米味噌とシャンパーニュのソース』が加わりました。

県産リブポークグリエ 米味噌とシャンパーニュのソース

こちらは当店のグランドメニューのひとつ。
米味噌と合わせたシャンパーニュソースはシェフ自慢のソース。しっとりと焼き上げたリブポークにたっぷり絡めてどうぞ!

他にも
人気no.1の『ビーフシチュー』や、オードブル・メイン料理・デザートの中から1つずつ選ぶ
3品のフレンチコース』もあります。

また、ビールやワインなどお酒のお供に『黒毛和牛のリエット』や、『ブランダードと魚介類 サラダ仕立て』のオードブルがオススメです!

暑さに負けないようにしっかり食べて、この夏をパワフルに乗り切りましょう!

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春の山菜は苦みと滋味深い香りが美味しい!



野山に緑が芽吹く頃、春を告げる「山菜」が出始めます。
ふきのとう、たらの芽、うるい、うど、シドケなど、独特の苦みと香りを楽しめるのは今だけ。

その中からいくつかご紹介します。

土中からひょっこり顔を出す「ふきのとう」は東北地方では「ばっけ」とも呼ばれています。冬眠から目覚めた熊が一番初めに口にする食べ物といわれてるとか。
祖母が作ってくれたばっけ味噌は、ほろ苦さとしょっぱさがご飯のお供に最高なんですよ!
大人になってからはお酒のあてとしても楽しんでいます。笑

ばっけ味噌



先端のくるっと丸まった形が可愛らしい「こごみ」は形の似ている「わらび」などに比べてアクが少ない山菜です。
茎の部分は歯ごたえがあり、先端の巻かれた部分は柔らかい食感です。

真鯛のポピエット-シェムラのテイクアウトより



真っ白な茎、みずみずしく澄んだ緑の葉がキレイな「うるい」は、春らしい色彩。サクっとした食感で、クセがなく食べやすい山菜です。
サッとゆでると、独特のぬめりが出るのが特徴です。

シェムラ『木漏れ日ランチ』より



最後に私の推しは
東北では「しどけ」と呼ばれている「モミジガサ(紅葉笠)」。これぞ山菜!といった独特のくせと苦みがあります。
サッとゆでたおひたしで、酢醤油をかけて食べるのが好きです。
シャキシャキの食感と独特の香りがたまりません!

しどけ

山菜の香りやほろ苦さは、季節ならではの旬の味です。
東北の採りたて山菜を使った優しく風味のあるフレンチはいかがでしょう。

雪下野菜とは?  雪の中で甘さをぐんぐん増した野菜は甘くて美味しい~!



野菜を雪の中に保存して糖度を高めた「雪下野菜」
ある農家さんが秋に掘る予定だった野菜を掘り忘れてしまい、春に収穫したのが始まりとか。

雪の下で冬を越したキャベツ、大根、ジャガイモ、ニンジンなど、
まるでフルーツのように甘くて美味しい!

雪の中は冷蔵庫と違い、外気が-10℃になっても凍ることはなく一定の温度を保ちます。また、冷蔵庫と違って湿度が高く、湿度の変化もありません。
だから、フルーツのように水分がたっぷりで食感もサクサクと歯ごたえが良くなるのです。


シェムラでは、季節のランチ
「雪下にんじんのポタージュスープ」がお楽しみいただけます!


雪の中で冬を越した人参は糖度が増し、よりフルーティな味わい。
そのポタージュは、ニンジン特有の青臭さがなく、とてもまろやかです。
ニンジンが苦手という方も食べられるきっかけになるかも?!




テイクアウトの季節のポタージュスープも
『雪下にんじん🥕のポタージュスープ』です!

テイクアウトはこちらから

父の日にお家でフレンチ! シェムラのテイクアウトメニューはいかが?




21日は父の日ですね。
父の日のプレゼントとして
シェムラのテイクアウトメニューワインはいかがでしょう



シェムラのテイクアウトの中でも人気のオードブルメニュー。
黒毛和牛のリエット プロシュート
コルニッションとアルカパラス レザン シャルキュトリ

黒毛和牛のリエット プロシュート
コルニッションとアルカパラス レザン シャルキュトリ

パテのような黒毛和牛のリエットに
生ハム、ピクルス、ナッツ、レーズン、ブドウ、ミニトマトなど様々な食材が楽しめる前菜です。

素敵に盛り付けて、ワインを添えて…


お父さんにありがとうの気持ちを込めて
ご自宅でのお食事を素敵に演出してみませんか?
シェムラのテイクアウトはこちらから



オードブル、メイン料理、デザートの中から1つずつ選ぶ
フレンチコースもあります。
フレンチコースのテイクアウトはこちらから